病理医・研究医の育成とリクルート委員会の主要な活動の1つとして、コロナ後2回目として総勢12名【藤井・村岡(横浜市大)、大橋(東京医科歯科大)、上野(香川大)、沼倉(帝京大)、鍵谷(千葉大)、長嶋(東京女子医大)、谷野(旭川医大)、前田・豊國(名古屋大)、加藤・松平(病理学会事務局)】で、6月18日(日)レジナビフェア2023 in 東京(東京ビッグサイト)に参加した。十分なコロナ対策のもとに実施された。病理医の医学生への認知度はかなり上がっており、13時以降、学生の訪問が途切れることはなかった。最終的には42名の医学部学生と研修医が、病理医に関する話を聞きにブースを訪問してくれた。今年も5年生が20名と最も多かった。男女比は19:23とほぼ同数であった。関東地区からの学生が多く、国公立と私立大学の医学生の割合はほぼ同じであった。個別の相談がかなり多く、30分以上面談をしていった学生もいた。病理を専攻した場合の勤務時間や最終進路に関する柔軟性を強調して話をしている。今年は、女性病理医4名(谷野、沼倉、鍵谷、村岡の各先生)に参加していただき、女性の視点から細やかな対応をしていただいた。今年はコロナ後2回目の対面開催で、レジナビ全体の出展や参加者はほぼコロナ前に戻ってきていた。当日お会いしたみなさん、数年後に病理学会総会でお会いしましょう。多くの若手医師に日本の将来の医学研究を病理の立場から背負ってほしいものです。業務後にささやかな反省会をおこない、若手リクルートの決意を新たにした。