理医・研究医の育成とリクルート委員会の主要な活動の1つとして、今年も総勢10名【茅野・高柳(埼玉医大)、大橋(横浜市大)、北脇(東北大)、秋山(川崎医大)、大原・山下・豊國(名古屋大)、菊川・宮本(病理学会事務局)】で、7月17日(日)レジナビフェア2016 in 東京(東京ビッグサイト)に参加した。例年のように人目をひくブースを準備したのに加え、病理医の医学生への認知度が上がったと考えられ10時半頃から学生が途切れることがなかった。最終的には昨年とほぼ同様の65名の医学部学生と研修医が、病理医に関する話を聞きにブースを訪問してくれた。5年生が29名といつもながら多かったが、研修医の訪問も8名あった。今年度も35:30と男女はほぼ同数であった。また、私立大学からの訪問者や研究を志すひとの訪問が増え、ほぼ同数となったのは特筆に値する。個別の相談も多く、30分以上面談をしていった学生も多数いた。病理を専攻した場合の勤務時間や最終進路に関する柔軟性をいつも強調して話をしている。今年は学会コーナーが新たに設けられ、15分の講演を行った。多くの学生に日本の将来の医学研究を病理の立場から背負ってほしいものである。今年は、女性病理医の北脇先生、高柳先生に参加していただいた。女性の視点から細やかな対応をしていただいた。当日お会いしたみなさん、数年後に病理学会でお会いしましょう。今年も暑い1日でした。業務後に反省会をおこなって、若手リクルートの決意を新たにした。(病理医・研究医の育成とリクルート委員会委員長 豊國伸哉)