病理医・研究医の育成とリクルート委員会の主要な活動の1つとして、今年は総勢8名【茅野(埼玉医大)、大橋(横浜市大)、安藤(東京大)、北脇(虎の門病院)、中黒・豊國(名古屋大)、菊川・宮本(病理学会事務局)】で7月14日レジナビフェア2013 in 東京(東京ビッグサイト)に参加した。今年は学生の出足がよく、11時までにすでに数名の学生がブースに立ち寄ってくれ、学生が途切れることがなかった。最終的には57名の医学部学生と研修医が、病理医に関する話を聞きにブースを訪問してくれた。5年生が38名といつもながら多かったが、研修医も8名いたのは特筆に値する。今年度は38:19と男性が大幅に優位となった。これは、病理学教育の努力で病理医の認知度が高まってきていることを示唆していると考える。勤務時間や最終進路に関する柔軟性をいつも強調して話をしている。また、研究指向の学生も数名みられた。このような学生が日本の将来の医学研究を病理の立場から背負ってほしいものである。今年は、若手女性病理医の安藤先生と北脇先生が参加してくださったのは大きかった。女性の視点から細やかな対応をしていただいた。お二人を派遣してくださった東京大学の深山理事長と横浜市立大学の大橋先生にはこの場をお借りして深謝いたします。当日お会いしたみなさん、数年後に病理学会でお会いしましょう。うだるような暑さの中、業務後に反省会を行ったのはいうまでもない。