病理医・研究医の育成とリクルート委員会の主要な活動の1つとして、今年は総勢10名【茅野(埼玉医大)、大橋(横浜市大)、安井(東京大・都立駒込病院)、北脇(東北大)、増永(昭和大)、大原・山下・豊國(名古屋大)、菊川・宮本(病理学会事務局)】で、7月19日(日)レジナビフェア2015 in 東京(東京ビッグサイト)に参加した。去年を踏襲して人目をひくブースを準備したせいか、10時半頃から学生が途切れることがなかった。最終的には昨年より20名も多い72名の医学部学生と研修医が、病理医に関する話を聞きにブースを訪問してくれた。5年生が33名といつもながら多かったが、研修医の訪問も14名あった。今年度は42:30と男女比はほぼ同数であった。また、私立大学からの訪問者や研究を志すひとの訪問が増え、ほぼ同数となったのは特筆に値する。個別の相談も多く、30分以上面談をしていった学生も多数いた。病理を専攻した場合の勤務時間や最終進路に関する柔軟性をいつも強調して話をしている。多くの学生に日本の将来の医学研究を病理の立場から背負ってほしいものである。今年は、女性病理医の北脇先生、安井先生、増永先生に参加していただいた。女性の視点から細やかな対応をしていただいた。当日お会いしたみなさん、数年後に病理学会でお会いしましょう。今年も暑い1日であった。業務後に反省会をおこない、若手リクルートの決意を新たにした。