病理医・研究医の育成とリクルート委員会の主要な活動の1つとして、3年ぶりに総勢10名【佐藤(埼玉医大)、藤井・村岡(横浜市大)、阿部・近藤(東京大)、前田・榎本・豊國(名古屋大)、加藤・本間(病理学会事務局)】で、6月19日(日)レジナビフェア2022 in 東京(東京ビッグサイト)に参加した。十分なコロナ対策のもとに実施された。病理医の医学生への認知度がかなり上がったと考えられ11時頃から学生が途切れることはなかった。
最終的には44名の医学部学生と研修医が、病理医に関する話を聞きにブースを訪問してくれた。今年は5年生が24名と最も多かった。今年度は男女比25:19とほぼ同数であった。関東地区からの学生が多く、初めて私立大学の医学生が多くなった。個別の相談がかなり多く、30分以上面談をしていった学生も多数いた。病理を専攻した場合の勤務時間や最終進路に関する柔軟性をいつも強調して話をしている。多くの学生に日本の将来の医学研究を病理の立場から背負ってほしいものである。今年は、女性病理医2名(村岡先生、佐藤先生)に参加していただき、女性の視点から細やかな対応をしていただいた。当日お会いしたみなさん、数年後に病理学会総会でお会いしましょう。今年は3年ぶりの対面開催で、レジナビ全体の出展や参加者は以前の半数程度でした。業務後にささやかな反省会をおこない、若手リクルートの決意を新たにした。