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分子病理専門医認定制度

2023年10月17日
一般社団法人日本病理学会 理事長 小田義直
同 病理専門医制度運営委員会 委員長 森井英一
同 分子病理専門医制度運営委員会 委員長 佐々木毅


【目的】
 ゲノム医療実現のための分子病理学の重要性にかんがみ、日本病理学会分子病理専門医の認定制度を設ける。この制度は、ゲノム医療において求められる技術や知識を身につけ、エキスパートパネル等で卓越した知識のもと助言等が可能な能力の優れた専門の分子病理専門医及び分子病理専門医(口腔)(以下、合わせて分子病理専門医)を認定することにより、わが国の医療の一層の充実と発展に寄与し、併せて分子病理学の進歩発達に資することを目的とする。
 詳細はこちらをご覧ください「分子病理専門医制度について」

 >>関連規定(←左側メニュー「日本病理学会規定」をクリック

【背景】
 現在、「がんゲノム医療中核拠点病院(以下:中核拠点病院、全国に12病院)」「がんゲノム医療拠点病院(以下:拠点病院、33病院)」および「がんゲノム医療連携病院(以下:連携病院、188病院)」において、がんゲノムプロファイリング検査が保険診療として実施され、その結果に基づいて中核拠点病院および拠点病院において多職種の医療従事者が参加してエキスパートパネルが開催されている。
 さらに2022年の新たな中核拠点病院および拠点病院の診療従事者要件には(原文のまま)、
① 病理診断を行う部門の人員について、以下の要件を満たすこと。
ア がん遺伝子パネル検査に関連する病理学に関する専門的な知識及び技能を有する常勤の医師が複数名配置されていること。
イ 病理検体の取扱いに関する専門的な知識及び技能を有する常勤の臨床検査技師が配置されていること。
が明記された。
 がんゲノムプロファイリグ検査には病理組織(ホルマリン固定パラフィン包埋:FFPE)検体が主として用いられるため、病理医による検体のクオリティーマネージメントや腫瘍細胞含有割合の判定等が最も重要な要素となる。さらにエキスパートパネルでは、特に病理診断と関連した分子病理学的な判断が求められることから、この双方を兼ね備えた専門性の高い知識を有する医師の育成及び認定が必要である。
 日本病理学会では、卓越した知識および技術を有する分子病理専門医を認定し、現在、がんゲノム医療中核拠点病院およびがんゲノム医療拠点病院におけるエキスパートパネル等で活躍中である。

【認定委員会】
 日本病理学会 病理専門医制度運営委員会
 日本病理学会 口腔病理専門医制度運営委員会 

【認定対象者】
 日本病理学会認定 病理専門医(日本専門医機構認定も含む)
 日本病理学会認定 口腔病理専門医 
 

【分子病理専門医 認定試験】
 
●2024年度 第5回分子病理専門医試験要綱(2024年4月1日公示予定)
第5回分子病理専門医試験「エキスパートパネル参加証明書」に関するご案内、書式 2023.11.22 NEW!

※分子病理専門医受験申請は、病理専門医/口腔病理専門医合格(認定)の次年度以降より可能となります。
分子病理専門医試験 必修指定講習会
 1)分子病理専門医講習会
 2)ゲノム病理標準化講習会
分子病理専門医研修カリキュラム
分子病理専門医 参考図書・参考文献リスト


【分子病理専門医 資格更新】

分子病理専門医更新要件について 
分子病理専門医更新講習会
※更新に必要な講習会は「分子病理Up to Date講習会(兼 分子病理専門医更新講習会)」です


【認定者名簿】

日本病理学会認定分子病理専門医 名簿

日本病理学会認定分子病理専門医(暫定)名簿
  ※分子病理専門医(暫定)の資格認定について

日本病理学会認定分子病理専門家 名簿


【その他ご案内】

エキスパートパネルについて  2023.11.21 NEW!

分子病理専門医制度に関するQ&A

がんゲノム医療中核拠点病院・拠点病院一覧

分子病理専門医専門医制度関連 過去の記事





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