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分子病理専門医制度に関するQ&A

Q) エキスパートパネルとは?

A) 受験資格の「エキスパートパネル」とは、「がんゲノム医療中核拠点病院(11病院:以下、中核拠点病院)」および令和元年9月19日付で、全国に34か所指定された「がんゲノム医療拠点病院(以下、拠点病院)」で開催されている「遺伝子パネル検査の検討会」のことを指します。「エキスパートパネルに3回(以上)の参加」は、この「中核拠点病院」および「拠点病院」で開催されている「エキスパートパネル」に「参加」することを指します。
*令和2年(2020年)4月1日より、拠点病院であった静岡県立静岡がんセンターが、中核拠点病院に指定されました。令和2年4月1日時点で、中核拠点病院が全国に12病院、拠点病院が全国に33病院になります。なお、静岡県立静岡がんセンターに関しては、拠点病院として開催されていたエキスパートパネル(2019年9月1日以降)も有効となります。
**令和5年(2023年)4月1日より、拠点病院であったがん研有明病院が、中核拠点病院に指定されました。令和5年4月1日時点で、中核拠点病院が全国に13病院、拠点病院が全国に32病院になります。なお、がん研有明病院に関しては、拠点病院として開催されていたエキスパートパネル(2019年9月1日以降)も有効となります。
***令和6年(2024年)5月1日より、がんゲノム医療連携病院である兵庫医科大学および九州がんセンターがエキスパートパネル独自開催医療機関として認定されました。両施設においては、がんゲノム医療拠点病院として開催されていた期間のエキスパートパネルも有効となります。
****令和6年(2024年)6月1日以降、エキスパートパネル独自開催がんゲノム医療連携病院が毎月1日に、追加・更新されます。エキスパートパネル独自開催がんゲノム医療連携病院名および有効期間はこちらをご参照ください。

エキスパートパネルでは機微なゲノム情報、特に2次所見である「生殖細胞系列」の遺伝子変異も扱うため、中核拠点病院および拠点病院ともに、エキスパートパネルへの参加にあたり、守秘義務申請書等の提出が義務づけられている施設が多いと聞いています。また中核拠点病院・拠点病院のエキスパートパネルですが、医療従事者を広く受け入れている施設もありますので、参加に関しては主催している各施設に直接ご確認、ご相談ください。

*エキスパートパネルへのTV会議等、WEB参加の場合の「エキスパートパネル責任者」の署名に関して:
お手数ですが、ご郵送等にて、エキスパートパネルが開催される中核拠点病院および拠点病院または連携病院(2024.5.1時点では兵庫医科大学、九州がんセンターに限る)の分子病理専門医(認定)か分子病理専門医(暫定)の署名(やむを得ない場合やすでに署名をいただいている場合にはエキスパートパネル責任者も可)をお願いいたします(3回分まとめてでも構いません)。


>>分子病理専門医認定制度