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エキスパートパネルについて

(1)エキスパートパネルとは?
A)受験資格の「エキスパートパネル」とは、「がんゲノム医療中核拠点病院」「がんゲノム医療拠点病院」または「独自にエキスパートパネルを実施できる指定をうけたがんゲノム医療連携病院」で開催されている「がんゲノムプロファイリング検査結果に基づく検討会」のことを指します。「エキスパートパネルの参加」は、この「がんゲノム医療中核拠点病院」「がんゲノム医療拠点病院」または「独自にエキスパートパネルを実施できる指定をうけたがんゲノム医療連携病院」で開催されている「エキスパートパネル」に「参加」することを指します。

(2)エキスパートパネル参加証明書の署名とは?
A)がんゲノム医療連携病院またはそれ以外の医療機関でTV会議やWEB等で参加の場合も、「がんゲノム医療中核拠点病院」「がんゲノム医療拠点病院」または「独自にエキスパートパネルを実施できる指定をうけたがんゲノム医療連携病院」に勤務(所属)する「分子病理専門医又は分子病理専門医(暫定)」の署名(自署)が必要になります。なお、2023年4月1日にがんゲノム医療拠点病院の指定医療機関が変更になりました。各医療機関のエキスパートパネル参加有効期間にご留意ください。
【重要】がんゲノム医療中核拠点病院、がんゲノム医療拠点病院、独自にエキスパートパネルを実施できる指定をうけたがんゲノム医療連携病院の見直しが定期的に行われます。エキスパートパネル開催の有効期間に注意してください。

 【エキスパートパネル開催医療機関】
『がんゲノム医療中核拠点病院』
*認定期間は2027年5月31日まで(2027年4月以降2か月間の移行期間を含む)
北海道大学病院東北大学病院
東京大学医学部附属病院慶應義塾大学病院
名古屋大学医学部附属病院京都大学医学部附属病院
大阪大学医学部附属病院岡山大学病院
九州大学病院国立がん研究センター東病院
国立がん研究センター中央病院
静岡県立がんセンター(2023.4.1~)
がん研究会有明病院(2023.4.1~)

『がんゲノム医療拠点病院』
*認定期間にご注意ください(期間の記載がない施設は2019年9月~が有効)
北海道がんセンター弘前大学医学部附属病院
山形大学医学部附属病院埼玉県立がんセンター
埼玉玉医科大学国際医療センター千葉県がんセンター
東京医科歯科大学医学部附属属病院国立成育医療研究センター
神奈川県立がんセンター横浜市立大学附属病院(2023.4~)
東海大学医学部付属病院聖マリアンナ医科大学病院
新潟大学医歯学総合病院富山大学附属病院
金沢大学附属病院 山梨県立中央病院(2023.4~)
信州大学医学部附属病院愛知県がんセンター
三重大学医学部附属病院
滋賀医科大学医学部附属病院(2023.4~)
大阪国際がんセンター近畿大学病院
兵庫県立がんセンター神戸大学医学部附属病院
奈良県立医科大学附属病院(2023.4~)県立広島病院(2023.4~)
広島大学病院四国がんセンター
久留米大学病院長崎大学病院
熊本大学病院(2023.4~)鹿児島大学病院
筑波大学附属病院(2019.9.1~2023.5.31)
東京都立駒込病院(2019.9.1~2023.5.31)
大阪市立総合医療センター(2019.9.1~2023.5.31)
兵庫医科大学病院(2019.9.1~2023.5.31)
香川大学医学部附属病院(2019.9.1~2023.5.31)
九州がんセンター(2019.9.1~2023.5.31)

【エキスパートパネル独自開催がんゲノム医療連携病院】
2024年5月1日~(2病院追加)
兵庫医科大学
九州がんセンター
2024年6月1日~(10病院追加)
筑波大学附属病院
北里大学病院
東京都立駒込病院
藤田医科大学病院
京都桂病院
大阪市立総合医療センター
愛媛大学医学部附属病院
佐賀大学医学部附属病院
東京都立多摩総合医療センター
名古屋市立大学医学部附属西部医療センター
2024年7月1日~(2病院追加)
東京医療センター
宮崎大学医学部附属病院
2024年8月1日~(1病院追加)
香川大学医学部附属病院
2024年10月1日~(4病院追加)
岐阜大学医学部附属病院
千葉大学医学部附属病院
山梨大学医学部附属病院
武蔵野赤十字病院
2024年11月1日~(4病院追加)
大阪公立大学医学部附属病院
諏訪赤十字病院
長野赤十字病院
佐世保市総合医療センター


(3)分子病理専門医の更新ではエキスパートパネルに何回の参加が必要ですか?
A)エキスパートパネルには、「年3回程度」の参加が必要となります。

(例1)2020年4月分子病理専門医認定者で2021年に更新申請の方
*2020年と2021年(更新申請まで)の2年間で「6回」の参加が必要
(注1)「年3回程度」としておりますが、年ごとの3回を必須としておりません。2020年0回、2021年6回などでも可とします。

(例2)2020年4月分子病理専門医認定者で2024年に更新申請の方:
*2020年、2021年、2022年、2023年、2024年(更新申請まで)の5年間で「3×5年=15回」の参加が必要。
 「15回」の内訳に関しては注1をご参照ください。

(例3)2020年分子病理専門医を取得し、同年が病理専門医・分子病理専門医の更新申請年のため、分子病理専門医「分子病理専門医認定期間延長申請書」を提出した方
*2020年もエキスパートパネルへの参加が求められます。

(4)分子病理専門医受験申請用のエキスパートパネル参加証明書はどこから入手できますか?
A)最新の書式はこちらからダウンロードしてください。

(5)分子病理専門医更新申請時に提出が求められているエキスパートパネルレポートとは何ですか?
A)病理診断情報とがんゲノムプロファイリング検査に基づく遺伝子情報等をもとに、一定の書式に基づいて作成していただくレポートになります(最新の書式、記載例はこちら)。なお、すでに署名がされている旧書式を使用している方は、旧書式も有効といたします。また旧書式と新書式の混合も有効といたします。