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「シード線源永久挿入後の前立腺摘出ガイダンス」について |
平成25年度医療業務委員長
白石泰三
前立腺癌に対する低侵襲な治療法としてI-125 シード線源による密封小線源療法が行われています。この療法施行後1年以内に患者が死亡した場合は,火葬の前に線源(前立腺)を取り出す必要があります。これは死体解剖保存法に基づき病理解剖の範疇とみなされております。したがいまして病理医の関与が必要ですが,放射線防御など,病理医にとって不慣れな操作を要します。このため,病理学会の関与の下,表記のガイダンスが作製されました。本療法を実施している医療機関に勤務する病理学会会員各位におかれましては,ご一読をお願いします。
なお,病院外で死亡された場合の解剖場所,泌尿器科医の関与,線源の取り出し操作等,につきましては,この治療法を始められる時点で泌尿器科医・放射線科医など関係者と充分に協議しておくことが重要と思われます。
ご不明の点があれば,三重大学医学研究科腫瘍病理学,白石泰三(tao@doc.medic.mie-u.ac.jp)までお問い合わせをお願いします。
>>前立腺摘出ガイダンス(pdf)はこちら
シード線源による前立腺永久挿入密封小線源治療の安全管理に関するガイドライン
(日本アイソトープ協会 HP参照)