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初期ならびに後期研修医2012アンケート結果報告

皆様にご協力いただきました「初期ならびに後期研修医に関するアンケート」
の集計が完了しましたので、ホームページ上で公開いたします。

目的:病理研修医受け入れ態勢の実態把握

実施背景:診断病理医不足への対応として、若手医師が病理に接する機会を増やすことが必要である。臨床研修医のみならず、例えばがんを専門とする後期研修医などが、病理部門をローテーションすることを促すような施策を提案したい。今回はその基礎資料とするべくアンケートをお願いした。

対象施設:日本病理学会認定施設ならびにがん診療連携拠点病院

実施期間:2012年10月から12月末

有効回答率:大学関連施設       88/113 77.9%
      大学関連以外認定施設  237/355 66.8%
      全有効回答率      325/468 69.2%

アンケートの結果の概要: 
平成19年と平成23年を比較すると、病理で研修を行う初期研修医、後期研修医の受入数は微増している。実際に、診断業務以外の院内管理業務に時間を多く取られる一人病理医の施設でも何らかの形で研修医受け入れを行う比率が高まった。
しかし実際には大学病院を中心とした常勤病理専門医数が多い施設ほど多く、また長期間の研修医受け入れが可能な傾向が強い。
こうした一人病理医が多い市中病院と大学病院を中心とした複数病理医のいる施設の連携を強化することで、病理部門の研修医が増加した場合でも対応可能であると考えられた。

集計結果:
 >>資料1 報告書
 >>資料2 後期研修受け入れ数


日本病理学会 将来構想検討委員会
  委員長:佐々木毅
  委員:伊藤智雄,宇於崎宏,大橋健一,小田義直,金井弥栄,豊國伸哉,豊澤悟