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平成26年/27年度役員選挙:新役員当選者 所信表明一覧

地方区選出理事(選出区分1)
地方区選出理事(7名)

北海道地区
笠原正典  北海道大学医学研究科分子病理学
24~25年度と理事(北海道支部長)を務めてまいりました。この間のご支援、ご協力に心から感謝申し上げます。私は、病理学の健全な発展のためには、疾患の理を追求する基礎研究、病理診断の現場に根差した人体病理学研究、基礎と臨床をつなぐ橋渡し研究、高い診断能力をもった病理医の育成、病理医の生涯教育がバランスよく有機的に行われることが不可欠であると考えております。今後とも、北海道支部の良き伝統を大切に、バランスのとれた支部運営に努める所存です。微力ではありますが、日本病理学会ならびに北海道支部の発展に少しでも貢献できれば幸いです。

東北地区
長沼 廣  仙台市立病院病理診断科
 掲載なし

関東地区
内藤善哉  日本医科大学統御機構病理学分野
この度、日本病理学会役員選挙に際し、地方区選出理事に立候補させて頂きます。現在、関東支部は、会員数1,500名を超える中核支部であり、今後も本学会の発展に寄与、貢献が期待されます。一方、医療現場における病理の重要性が増す中、病理・口腔病理医数は充分とはいえない状況です。更には臨床研修制度の導入以降、病理志望者の減少傾向への対応、病理学のスペシャリストの育成は急務と考えます。私は、こうした課題に対し以下の行動目標を定め、積極的に取り組んで参る所存です。
1. 関東支部学術集会や教育関連企画の拡充
2. 種々の学術集会等へ、医学部・歯学部学生、検査技師、医療関係者の積極的な参画を計り、病理全体の裾野を広げる取り組み
3. 他学会・研究会、他支部との積極的な交流
4. 病理に関する医療制度改革への対応
皆様方の御支援どうぞよろしくお願い申し上げます。

中部地区
野島孝之 金沢医科大学臨床病理学
この度、2期目の日本病理学会中部支部長に立候補させて頂きました。昨年4月から中部支部の会員の皆様、幹事の先生方に支えられながら、中部支部の事務局を担当しました。ホームページの立ち上げでは慣れない作業のため手間取り、皆様にご迷惑をお掛けしましたが、交見会とスライドセミナー、本部及び支部の情報の配信に多少とも役に立っているかと思います。中部支部は会員各位の活発な行動力と旺盛な探究心を反映し、質の高い交見会、スライドセミナーを開催しています。また、将来の病理学を担う若い人材の獲得と育成を図るため、「夏の学校」の開講、昨年からは「支部学術奨励賞」を制定してきました。前回もお約束しましたが、伝統ある中部支部の路線を継承し、中部支部および日本病理学会の発展に寄与、貢献したいと思っています。会員の皆様と共に努力していく所存でおりますので、なにとぞ宜しくご支援、ご鞭撻をお願い申しあげます。

近畿地区
大澤政彦  大阪市立大学医学部診断病理学
診断病理学と実験病理学は病理学に両輪のようなものであり、どちらを欠いても病理学の発展は見られないと考えています。日本病理学会にとっても、この両者がどちらに偏りことなく、運営されることが肝要です。今回近畿地区選出の理事に立候補させていただきましたが、支部の運営に関しましては、これまでの活動をもとに、会員の皆様からのご意見をいただきながら、さらに学術活動を発展させていきたいと考えています。また、病理学を担う、若い人材育成も重要な課題であると考えています。一朝一夕にできることであありませんが、これまで学会でされてきた活動をふまえ、地区レベルでの活動をさらに発展させていきたいと思います。これらの課題を含め、支部活動のさらなる発展のため、微力ながら尽力させていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

中国四国地区
森谷卓也  川崎医科大学 病理学2
この度、中国四国支部の地方区選出理事に立候補させていただきます。私は平成19年より支部の広報委員長として井内支部長、吉野支部長の下で仕事をさせていただいております。この間、担当委員とともに、ホームページを利用したスライドカンファレンスの投稿・診断投票システムや、支部内医療機関における後期研修の情報提供などに取り組んできました。また、支部の事務局担当として、名簿管理や支部会員への情報提供などを行っております。中国四国支部は9県という広域でありながら、それぞれが非常に近い距離で活動できる素晴らしい支部です。年3回のスライドカンファレンスは非常に充実し、病理夏の学校では学生・教員が一緒になって大変な盛り上がりを見せています。支部の素晴らしい伝統を引き継ぐとともに、本部との橋渡しを含め、教育・研究・診療いずれの面においても環境を整備し、日本病理学会が益々発展するよう、誠心誠意努力致します。

九州沖縄地区
横山繁生  大分大学医学部診断病理学講座
掲載なし
口腔病理部会長兼全国区選出理事(選出区分3)
口腔病理部会長兼全国区選出理事(1名)

豊澤 悟 大阪大学歯学研究科口腔病理学

口腔病理部会担当理事に立候補するに当たり所信を表明させて頂きます。私は、口腔病理医として口腔病理専門医試験の実施および試験委員長や大阪病理研究会の代表世話人を担当させて頂き、病理医や細胞検査士の方々との交流の中で臨床に貢献すべき病理学の有り方を学ばせて頂きました。これらの経験に基づき、私は、全身の人体病理学を基盤として口腔疾患を理解するとともに口腔の臓器特異性を認識する口腔病理医の育成が必要で、これにより口腔疾患の診断精度の向上と優れた研究を推進できると考えます。そこで、学会や地域の連携体制による教育環境をさらに充実させて、次世代を担う若手人材を育成し、日本病理学会の発展に寄与したいと考えております。また、新たな専門医制度改革の中、口腔病理専門医制度と口腔病理診断業務の社会的認知を高めるよう積極的に働きかけていく所存です。