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病理学会会員の皆様へ
病理専門医資格更新について
先にご案内いたしました通り、日本病理学会は平成28年9月12日付で日本専門医機構に「専門医資格更新手続きを進める上での考え方に係る質問状」を送付いたしました。この度、9月27日付で専門医機構から別紙のような回答が参りました。
回答の中では、専門医機構から病理学会に文書の形で「日本専門医機構認定専門医資格」の更新計画を進めるよう依頼があり、また専門医機構の「専門医」に対する考え方が明確に示されたものと考えられます。日本専門医機構はこの考え方についてホームページ上にも掲載し、社会に対して公開する予定とのことです。病理学会はこれまでの方針通り、移行期の資格更新計画を進めることにいたします。
本回答によれば、将来的には原則として機構と学会が認定する専門医資格を正式な資格とするということですので、病理学会会員の皆様が機構・学会の両者の認定による専門医として資格更新することは新たな専門医制度の確立に協力することにもなります。機構認定を受けるためには1万円程度の余分な認定料が必要となりますが、会員の皆様には趣旨をご理解いただいて機構・学会認定の専門医資格として更新手続きを行われるようお願い申し上げます。
上記を受けて、「2016年秋に病理専門医資格更新申請を行う予定の病理専門医の方々の更新手続き」について以下のようにご案内いたします。
1.これまでの計画通り、病理専門医更新手続き関連書類と説明文書(ガイダンス)を該当する先生方に送付する準備を速やかに開始いたします。
2.資格更新の一次審査は機構の定める一定の基準に基づき病理学会が責任をもって行い、専門医機構は二次審査のみ(機構内の「専門医認定・更新部門」と各領域学会から1名ずつご推薦いただいて構成する「専門医委員会」の両者で)を行う体制とします。
3.資格更新基準は変更しない予定ですが、資格更新審査に際しては実際に病理専門医として活躍されている先生方に過度のご負担がかかることのないように運用する予定です。
詳細につきましては、学会ホームページにも掲載する予定ですので、ご参照のほどお願い申し上げます。
平成28年10月7日
一般社団法人日本病理学会
理事長 深山 正久