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新規保険収載項目のご案内(FGFR2)

令和6年12月27日
一般社団法人日本病理学会
社会保険委員会 委員長 佐々木毅


2024年12月1日付で、以下の項目が、「第13部病理診断」に保険収載されましたのでお知らせいたします。

N005-2 ALK癒合遺伝子標本作製
FGFR2 融合遺伝子標本作製 7,524点
(1) ALK 融合遺伝子標本作製は、ALK 阻害剤の投与の適応を判断することを目的として、FISH 法により遺伝子標本作製を行った場合に、当該薬剤の投与方針の決定までの間に1回を限度として算定する。
(2) FGFR2 融合遺伝子標本作製は、治癒切除不能な胆道癌患者を対象として、FGFR 阻害剤の投与の適応を判断することを目的として、FISH 法(Break-apart法)により遺伝子標本作製を行った場合に、本区分の ALK 融合遺伝子標本作製を準用し、「希少疾病等の検査に用いるものとして配慮が必要な体外診断用医薬品に係る技術料の設定方法」に基づく係数 120/100 を乗じ算定する。なお、当該薬剤の投与方針の決定までの間に1回を限度とする。

上記標本作製を行った場合には、病理診断料、病理診断管理加算の算定が可能となります。
詳細は、参考資料をご参照ください(参考資料では保険点数が7,850点となっておりますが、正しくは7,824点です)。