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2007年度サマーフェスト報告書

「診断病理サマーフェスト」小委員会委員長
真鍋 俊明

去る平成19年8月11・12日(土・日)に、東京大学医学部鉄門記念講堂(教育研究棟14階)において、第一回「診断病理サマーフェスト-病理と臨床の対話-」を開催致し、盛会裏に終えることができたので、ご報告する。

今回のテーマは「婦人科病理と臨床」で、参加者は205名(申し込み:217名)を数えた。うち40%が病理、40%が産婦人科、20%が放射線科からの参加であった。

実施にあたっては、東京大学関係者18名、慈恵会医科大学関係者1名、小委員会委員7名の協力を得た。講師は以下の7名であった。

清川 貴子    東京慈恵会医科大学 病理学講座 講師
三上 芳喜    京都大学医学部附属病院 病理部 准教授
冨樫かおり  京都大学大学院 医学研究科放射線医学講座(画像診断学・核医学) 教授
今岡いずみ  近畿大学医学部 放射線医学教室放射線診断学部門 講師
小西 郁生    信州大学医学部 産科婦人科学教室 教授
上坊 敏子    北里大学医学部 産婦人科 教授
                   社会保険相模野病院婦人科腫瘍センター センター長
磯西 成治    東京慈恵会医科大学附属青戸病院 産婦人科 助教授

両日とも、臨床と病理の関係者が一つの問題をめぐってそれぞれの観点からまず討論し、疑問点の解決を求める熱心な討議がなされた。出席者からの直接の声やアンケート調査の結果をまとめると本会の評価は非常に高いものであった。特に、産婦人科、放射線科からの出席者からは"病理学会のこれからの意気込みが十分に感じられた会であった"との意見が多くあった。

終了後、サマーフェスト小委員会を開催し、今回の経験を踏まえたうえで、本サマーフェストの開催形式、運営方法について検討し、覚書を作成しました。今後はこれに則って開催して行く方針である。

本会の開催、実施に当って多大なるご援助を頂いた日本病理学会事務局、理事の方々に感謝申し上げる。