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> 学術評議員制度に関するアンケート結果報告
文責 深山(企画委員会、委員長)
2008年9月に実施しました「学術評議員制度に関するアンケート」の結果は、第54回病理学会秋期大会での総会において報告いたしましたが、あらためてホームページに掲載いたします。
アンケートへのご協力に感謝申し上げます。
発送総数 4079(宛先不明にて返送9)
回答総数 503
回収率 503/4070=12.4%
一般会員:5.4%、評議員:17%、名誉会員:14%
集計結果を表として示し、各質問に対する回答の割合を、回答者総数を母数としてパーセントとして表した。また、一般会員と評議員については、回答の割合を各々円グラフとして対比した。
>>表はこちら(Ms-excel形式) >>グラフはこちら(PDF形式)
1.学術評議員制度に関する評価については、「良い」、「悪い」のいずれもが25%未満であり、「どちらともいえない」「わからない」の合計が過半数を越えた。
2.学術評議員であることがキャリアー・アップ、プロモーションに「有用だった」「有用だろう」とするものは、全体の32%、学術評議員の29%であった。これに対し「特に有用ではない」「有用でなかった」とするものは、全体では45%、学術評議員の中で見ると58%であった。
3.一般会員との権利、義務の違いと会費の差のバランスについては、「良い」としたものが20%、「悪い」としたものが34%であったが、学術評議員では17%対45%と、不満を表明する割合が多かった。
4.学術評議員の人数が多いと感じている会員は半数を越えており、学術評議委員の中では59%に達した。
5.学術評議員制度の維持については、「現状のままでよい」、「廃止する」、「よくわからない」とする会員がほぼ同数であった。
6.新たに代議員制度を設けるという考えについて会員全体では、「検討すべき」が42%、「検討しなくともよい」が31%、「どちらともいえない」とするものが27%であった。学術評議員では、それぞれ47%、31%、21%であった。
以上の結果から、学術評議員制度について廃止の方向を検討するのではなく、今回、意見の違いが明瞭であった「一般会員との権利、義務の違いと会費の差のバランス」、「学術評議員の人数」について改善案を検討すべきであると考えられた。