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第3回病理検査技師との関係に関する小委員会議事録

平成17年4月14日(木)12:45~14:00 於;パシフィコ横浜 会議センター5階514会議室

参加者:中島孝(委員長),水口國雄,小野謙三,太田浩良,梅宮敏文,佐藤雄一,徳永英博,村田哲也,廣田紀男(オブザーバー)

欠席者:坂本穆彦,横井豊治

配付資料 (1)議題 A4サイズ1枚 (2)「病理検査技師との関係に関する小委員会」報告 A4サイズ2枚

議事

1.中島委員長より,小委員会最終報告ならびに企画委員会報告がなされた。内容は,本委員会の1年間における活動のまとめで,病理検査士制度導入の是非にかかわるアンケート結果や,諸外国の現状報告などからなり,最後に米国での現状の視察報告も記載されている。内容はさらに簡約されて病理学会のホームページに掲載される予定である。

2.佐藤委員より,上記の米国での現状の視察報告がなされた。病理学会国際交流委員会の協力で行われた視察で,本委員会を代表して中島委員長と佐藤委員が米国のUniversity of Maryland School of MedicineとRosalind Franklin University of Medicine and Scienceに本年3月13日から20日の間、視察を行った。米国におけるPathologists' assistant(以下PA)は現在,全米PA協会加盟者が800名弱で,主として東部で勤務しており、西海岸で働くPAは少ない。業務内様は手術材料の切り出しが主なもので,Tissue bankの管理なども行われていたが,顕微鏡での病理組織診断には一切かかわっていないことが報告された。現在,PAは主に大学院修士コースとして教育されており,全米で東海岸を中心とする6大学のみがPAのコースを持っている。1学年の定員は多い大学で20名弱,米国全体でも50名弱である。PAの立場や給与は細胞検査士より高いことも報告された。

3.廣田オブザーバーより,検査センターにおける検査技師教育の現状について説明がなされた。

4.今後の委員会のあり方について,本委員会は1年間の継続が企画委員会で決定され,委員も留任することが報告された。本年は,病理学会会員の声をより多く拾い上げるため,各支部会でのアンケートや本委員による説明会をしていく予定であることが説明された。

5.次回委員会の日程は未定である。

(文責:村田,中島)