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日本病理学会100周年記念事業経過報告

会員寄付者 各位

東日本大震災による困難な状況下ではありましたが、横浜パシフィコにて第100回日本病理学会学術総会が開催されました。会期中の4月29日,常陸宮殿下 の御臨席を賜り、大勢の会員の参加を得て、日本病理学会100周年記念式典を滞りなく挙行することができました。ひとえに皆様の強い意思とご協力の賜物と 心より感謝申し上げます。

記念式典の開催から2ヶ月余が経過しておりますので、これまでの日本病理学会100周年記念事業につきまして経過報告をさせていただきます(なお、資料 1、2につきましては会員専用ページに掲載いたしました。ログインの上、ご参照下さい)。
資料1:資料1:100周年記念事業会計中間報告(20110617現在) PDF形式
資料2:100周年記念事業財務委員会・病理学会財務委員会合同委員会議事録PDF形式

100周年記念刊行物につきましては、冊子体の記念誌、第2段となるDVDが刊行に向かって最終的な段階にあります。記念事業につきましては、大学医療情 報ネットワークUMINとの契約が完了し、秋期大会までにプロトタイプの作成を目指しております。このように、いずれも当初の計画通り順調に進行しており ます。

さて、病理学会総会においてご報告しましたように、寄付金から東日本大震災への義援金500万円を供出させていただきましたが、支出に関する努力によりまして支出予定額との差額が生じる見込みとなりました(資料1)。この件につきまして、去る6月17日に記念事業財務委員会、病理学会財務委員会の合同委員会が開催されました。
今秋の病理学会総会で最終的な承認を得る必要がありますが、資料2の議事録に 記載されているように、この収支差額を「日本病理学会100周年記念事業基金」として活用させていただくこととなりました。内容は,病理情報管理ネット ワークセンターの運営費(5年間、500万円)のほか、広く会員から募集した上で選ばれたプロジェクトに資金を供出することと決定しました。一年100万 円を上限として、5年間のプロジェクトを4件程度(うち1件はネットワークセンターの活用をテーマとしたもの)とする方針です。
皆様方からの100周年記念事業へのご寄付を、日本病理学会のさらなる発展のために、英知を結集して有効活用させていただく所存でございます。

以上の経過報告につきまして、ご了解いただきたくよろしくお願い申し上げます.

100周年記念事業実行委員会
事務局長 深山正久