第2部の根拠となる実証解析データ

[参考データ ⑤] 本規程にEならびにAで示した手技を用いて採取・保管した組織検体における多層オミックス解析例

  • 腎癌・肺癌・胃癌・乳癌・小児白血病・アレルギー疾患・てんかん・肥満症・非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)・拡張型心筋症・大動脈瘤・脊柱管狭窄症等の組織検体を用いて、ゲノム・エピゲノム・トランスクリプトーム・プロテオーム・メタボローム解析を実施し、結果を「多層的疾患オミックス解析統合データべース」  (http://gemdbj.ncc.go.jp/omics/)より公開開始した。(独立行政法人医薬基盤研究所先駆的医薬品・医療機器研究発掘支援事業による「多層的オミックス解析による創薬標的の網羅的探索を目指した研究」)。

多層的疾患オミックス統合データベース

  • 13疾患・最大5層のオミックス情報を備えたデータベースは世界的にも稀少である。
  • 本規程で推奨する手順で組織検体を扱うことにより、多数検体においても均質なデータが得られ、大規模なデータベースも構築可能である。