病理コア画像

腹水沈渣塗沫像（左：パパニコロウ染色、右PAS染色強拡大）：細胞質にはライトグリーンに淡染する粘液が充満し、細胞質の辺縁はライトグリーンに好染し、明瞭である。核は腫大し、クロマチンが増量しているが、粘液により圧迫されている。正常では このような腺細胞が胸水中に認められることはない。ＰＡＳ染色では細胞質内にPAS染色陽性の粘液が充満し、肥大した核が圧排されている。細胞質辺縁は明瞭である。

画像をクリックすると拡大表示します。