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病理学会カンファレンス

日本病理学会カンファレンスについて

病理学は、診断病理学を推進して医療の質の向上に寄与すると同時に、疾病に関する分子レベルでの知見を組織・個体において統合して病因・病態の理解を深め、疾病の克服に寄与するという極めて大きな使命を持っています。この使命を果たすために病理学会会員、特に若手会員が、臨床家から先端生命科学までの研究者と、十分な討議と交流を行う場を提供することを目的として日本病理学会カンファレンスが企画され、2004年から毎年夏にこれまで日本各地で9回開催されています。

開催テーマも若い世代を"開かれた病理学"に引きつけ、刺激し、育成することを目的とするために原則として診断病理に偏らず、本学会員が従事している学術研究に関するものとし、毎回、基礎から臨床を縦断するようなテーマ (例:ヒトがんの発生と進展、自己免疫疾患の成因と病態、血管系から挑む疾患病態解析、など)を掲げています。 来年度からは開催地を神戸市六甲山にしばらく固定して開催してゆく予定です。次世代の病理学を担う若手会員の積極的な参加をお待ちしています。


過去の病理学会カンファレンス一覧