2023年4月アーカイブ
2023年4月26日
新型コロナウイルス感染症の感染症法上の分類変更に伴う病理解剖の感染予防策について
2023年4月27日
一般社団法人日本病理学会
理事長 小田義直
医療業務委員会 委員長 佐々木毅
剖検・病理技術委員会 委員長 柴原純二
本年5月8日から、新型コロナウイルス感染症の「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」上の位置付けが五類感染症に変更されます。
これに伴い、新型コロナウイルス感染症の基本的な感染対策については、個人や事業者の判断に委ねることを基本とし、政府は個人や事業者の判断に資するような情報の提供を行うこととされております。
他方で、5月8日以降も新型コロナウイルスの感染・伝播性が大きく変わる可能性は低く、新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方の病理解剖については、引き続き、病理解剖の手技に伴う感染性エアロゾル発生と感染性ウイルスを含んだ体液への接触感染に注意する必要があります。
これらを踏まえ、新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方の解剖においては、引き続き適切な感染対策を継続することを推奨しつつ、具体的な感染対策については個人や事業者の判断に委ねることといたします。
なお、国立感染症研究所からも感染法上の扱い変更後の病理解剖の感染対策に関して指針が発出される予定になっております。指針が発出されましたら、会員ページにてお知らせいたします。
2023年4月19日
【周知依頼】「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針 ガイダンス」の一部改訂について
令和5年4月19日
会員各位日本病理学会 事務局>
令和5年4月17日付にて,厚生労働省大臣官房厚生科学課ならびに医政局研究開発政策課等より、「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針 ガイダンス」の一部改訂について、周知依頼がございました。以下よりご確認よろしくお願い致します。
関連URL
○研究に関する指針について
【周知依頼】日本医学会総会分科会展示
令和5年4月19日
会員各位日本病理学会 事務局
日本医学会総会事務局より、「第31回日本医学会総会分科会展示」について周知依頼がございました。
4月21日から第31回日本医学会総会が東京国際フォーラム、有楽町、丸ノ内地区を中心に開催されますが、開会に先立ちまして日本医学会分科会展示が開催されます。
ご興味のある方は、以下よりご確認よろしくお願い致します。
■第31回日本医学会総会分科会展示
開催日:2023年4月1日(土)~30日(日)
開催地:東京駅地下 行幸地下ギャラリー
第31回日本医学会総会分科会展示URL
2023年4月14日
【周知依頼】日本顕微鏡学会 第33回電顕サマースクール
令和5年4月14日
会員各位日本病理学会 事務局
日本顕微鏡研究会より,「第33回電顕サマースクール ~形態学の真髄~」について周知依頼がございました。
ご興味のある方は、以下よりご確認よろしくお願い致します。
■第33回電顕サマースクール ~形態学の真髄~
開催日:2023年8月7日(月)~8日(火)
開催地:川崎医科大学(岡山県倉敷市)
※現地開催予定
>>公式HP
2023年4月10日
トラスツズマブ デルクステカン適応HER2低発現乳癌の診断についてのお知らせ
2023年4月10日
一般社団法人日本病理学会
理事長 小田義直
病理診断ガイドライン委員会
委員長 金井弥栄
2023年3月27日にトラスツズマブ デルクステカン (T-DXd)(商品名エンハーツ)が、「化学療法歴のあるHER2低発現の手術不能又は再発乳癌」に適応拡大されました。T-DXdを保険診療下でHER2低発現乳癌に使用する場合には、同3月3日に薬事承認されたコンパニオン診断薬を用いた免疫組織化学(以下、IHC)検査 による「HER2低発現」のHER2判定が必要となります。本IHC検査の要点・留意事項は以下になります。
1.HER2低発現乳癌とは
「HER2 IHC 1+」または「IHC 2+かつISH陰性」の乳癌です。
2.HER2 低発現乳癌に対する保険下でのT-DXd 使用のためには
a.コンパニオン診断薬ベンタナultraViewパスウエーHER2(4B5)以下CDx)によるHER2低発現の確認が必要です。
b.CDxによるHER2低発現の判定結果は2023年3月27日以降のものが必要です(つまり、当面、新たにCDxを用いたHER2再検査が必要)。
c.CDxを用いたHER2再検査の医学的な対象は、過去のHER2検査で陰性(IHC 0, 1+, 2+かつISH陰性)で、かつ、今後T-DXdの使用を考慮する場合です。
d.CDxによるスコア判定は厳密に行う必要があります。特に、低発現の診断には注意を要するため、「ベンタナultraViewパスウェーHER2(4B5)判定ガイド~乳癌編~」(別添)を御参照ください。
e.T-DXdの適応は、従来のHER2陽性とHER2低発現の両者となるため、T-DXd使用においては事実上ISH検査は不要です。
3.現状における問題と現時点での対応 (2023年3月27日からCDx保険適用まで)
CDxの薬事承認は得られていますが、現時点で保険適用はされていません。保険適用までの期間は、必ず「第一三共提供検査プログラム」または「患者全額負担」によってCDx検査を行う必要があります。臨床医・病理医・医事課の間で連携をとり、検査のコスト請求が通常の保険診療に流れて行かないよう御留意下さい。
詳細については以下をご覧ください。なお保険外併用療養費制度下でのHER2 IHC検査実施は、当該CDxが保険適用になるまでの期間になります(当該CDxの保険適用には1~3ヶ月かかる見込みです)。
>>「トラスツズマブ デルクステカン適応HER2低発現乳癌の診断についてのお知らせ」はこちら
2023年4月 7日
第12回ゲノム病理標準化講習会 [オンデマンド■期間:7月1日(土)-7月31日(月)]
令和5年4月7日
ゲノム病理標準化講習会委員会
委員長 金井 弥栄
ゲノム病理標準化講習会委員会
委員長 金井 弥栄
【開催のご案内】
本講習会の開催について、ご案内申し上げます。
受講の利便性が高いと受講者の先生方からご評価いただいていることから、2023年度につきましても、オンデマンド形式で開催することとなりました。このため受講者数の制限は設けません。但し、受講管理は厳密に実施いたしますので、どうぞご了解ください。
下記の「【重要】注意事項と申込から会期終了までの流れ」を必ずご確認ください。
2023年度の本講習会開催は1回のみとなります。試験や資格更新のために受講を希望される方はご留意ください。
受付はWEBにて4月25日(火)13時より開始いたします。
諸般の事情に鑑み、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
本講習会は、「ゲノム研究用・診療用病理組織検体取扱い規程(羊土社:日本病理学会策定)」をテキストとし、配布するハンドアウトを併用した、ゲノム研究のための病理組織検体の取扱い (研究用規程の解説)・組織バンキング・ゲノム研究の実際等に関する講習になります。テキストを必ずお手元にご用意ください (但し、テキストのうちの診療用規程の内容は、別途開講される分子病理専門医講習会で扱います)。奮ってご参加くださいますようご案内申し上げます。
【開催概要】
会 期:令和5年7月1日(土)10:00 ― 7月31日(月)23:59
会 場: 受講確定後、会期が近くなりましたらオンデマンド講習会URLとID、パスワードを個々に申込時に登録のメールアドレスへ送付予定です。
プログラム:こちらから
参 加 費:
※テキストとは「ゲノム研究用・診療用病理組織検体取扱い規程(羊土社)」を指します。「テキスト未購入」の参加費には、テキスト代が含まれております。領収書を発行いたしますが、参加費からテキスト代を除いた領収書の発行には対応いたしかねます。
※研修登録者の方は研修登録時に病理学会事務局より本テキストをお送りしております。お手元のテキストをご確認ください。2023年度に研修登録手続きをされている先生におかれましては、発送準備が整い次第、順次お送りいたします。
【参加申込期間】4月25日(火)13:00 ― 5月24日(水)23:59>>申し込みはこちらから
※入力内容に誤りがないか十分にご確認の上お申し込みください。
万が一、申込内容に変更が発生した場合、重複申込はせずに病理学会事務局へご連絡ください。
【問い合わせ先】日本病理学会事務局 jsp-admin@umin.ac.jp
【単位付与等】
①病理専門医更新のための病理領域講習4単位
②病理専門医試験の受験資格「分子病理診断に関する講習会」
なお、専門医試験必須講習会についてはこちらを参照してください
③分子病理専門医試験の受験資格
2018年度(2018年10月)以降に開催された日本病理学会主催の「ゲノム病理標準化講習会」が対象となります。東京大学主催のゲノム病理標準化センター講習会は対象となりませんのでご注意ください。
分子病理専門医試験の試験要綱についてはこちらをご参照ください。
>>分子病理専門医制度について
-------------------------------------------------------------------------------------------
■【重要】注意事項と申込から会期終了までの流れ
1.テキスト未購入を選択された方は、事前に郵送いたします。
2.テキストを所持していない方の受講は認めません(以前無料配布した旧規程での受講は不可)。
3.テキストを既にお持ちで、申込フォームで「テキスト購入済み」を選択された方は必ずご用意ください(テキストを入手できず受講できなかった場合にも受講料の返還はいたしかねますので、十分にご留意のほどよろしくお願いいたします)。
4.申込完了時に送信される「受講申込完了」メールに記載のご案内を必ずご確認ください。
5.参加費は申込みから原則1週間以内に、「受講申込完了」メールに記載の振込口座へ、お振込みください。
6.受講ができなかった場合、参加費は返金いたしません。
7.キャンセルの場合は必ず病理学会事務局へメールにてご連絡ください(jsp-admin@umin.ac.jp)。
なお、5月25日(木)以降のキャンセルは受付けません。参加費未納の場合でも参加費を請求させて頂きますので、ご理解とご了承の上、お申込み下さい。
8.会期が近くなりましたら、サポートデスクよりIDとパスワードを登録のメールアドレスへ個別に送ります。
9. オンデマンド講習会画面上にある講義をすべて最初から最後まで受講してください。各講義、初回受講時に巻き戻し・早送りなどはできません。一時停止は可能。各講義、2回目以降の視聴は希望箇所から視聴可能。
10. ハンドアウトはpdfでオンデマンド講習会画面内に掲載されています。各自でダウンロードしてください。
11. 受講修了証は、講義の聴講ならびに小テストの完了をもって発行されます。必ず会期中に各自でダウンロードし、印刷するようにしてください。会期後のダウンロードはできません。
本講習会の開催について、ご案内申し上げます。
受講の利便性が高いと受講者の先生方からご評価いただいていることから、2023年度につきましても、オンデマンド形式で開催することとなりました。このため受講者数の制限は設けません。但し、受講管理は厳密に実施いたしますので、どうぞご了解ください。
下記の「【重要】注意事項と申込から会期終了までの流れ」を必ずご確認ください。
2023年度の本講習会開催は1回のみとなります。試験や資格更新のために受講を希望される方はご留意ください。
受付はWEBにて4月25日(火)13時より開始いたします。
諸般の事情に鑑み、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
本講習会は、「ゲノム研究用・診療用病理組織検体取扱い規程(羊土社:日本病理学会策定)」をテキストとし、配布するハンドアウトを併用した、ゲノム研究のための病理組織検体の取扱い (研究用規程の解説)・組織バンキング・ゲノム研究の実際等に関する講習になります。テキストを必ずお手元にご用意ください (但し、テキストのうちの診療用規程の内容は、別途開講される分子病理専門医講習会で扱います)。奮ってご参加くださいますようご案内申し上げます。
【開催概要】
会 期:令和5年7月1日(土)10:00 ― 7月31日(月)23:59
会 場: 受講確定後、会期が近くなりましたらオンデマンド講習会URLとID、パスワードを個々に申込時に登録のメールアドレスへ送付予定です。
プログラム:こちらから
参 加 費:
テキスト(※)購入済み | テキスト(※)未購入 | |
---|---|---|
医師・歯科医師・その他 | ¥12,000 | ¥15,000 |
検査技師・大学院生 | ¥5,000 | ¥8,000 |
※研修登録者の方は研修登録時に病理学会事務局より本テキストをお送りしております。お手元のテキストをご確認ください。2023年度に研修登録手続きをされている先生におかれましては、発送準備が整い次第、順次お送りいたします。
【参加申込期間】4月25日(火)13:00 ― 5月24日(水)23:59>>申し込みはこちらから
※入力内容に誤りがないか十分にご確認の上お申し込みください。
万が一、申込内容に変更が発生した場合、重複申込はせずに病理学会事務局へご連絡ください。
【問い合わせ先】日本病理学会事務局 jsp-admin@umin.ac.jp
【単位付与等】
①病理専門医更新のための病理領域講習4単位
②病理専門医試験の受験資格「分子病理診断に関する講習会」
なお、専門医試験必須講習会についてはこちらを参照してください
③分子病理専門医試験の受験資格
2018年度(2018年10月)以降に開催された日本病理学会主催の「ゲノム病理標準化講習会」が対象となります。東京大学主催のゲノム病理標準化センター講習会は対象となりませんのでご注意ください。
分子病理専門医試験の試験要綱についてはこちらをご参照ください。
>>分子病理専門医制度について
-------------------------------------------------------------------------------------------
■【重要】注意事項と申込から会期終了までの流れ
1.テキスト未購入を選択された方は、事前に郵送いたします。
2.テキストを所持していない方の受講は認めません(以前無料配布した旧規程での受講は不可)。
3.テキストを既にお持ちで、申込フォームで「テキスト購入済み」を選択された方は必ずご用意ください(テキストを入手できず受講できなかった場合にも受講料の返還はいたしかねますので、十分にご留意のほどよろしくお願いいたします)。
4.申込完了時に送信される「受講申込完了」メールに記載のご案内を必ずご確認ください。
5.参加費は申込みから原則1週間以内に、「受講申込完了」メールに記載の振込口座へ、お振込みください。
6.受講ができなかった場合、参加費は返金いたしません。
7.キャンセルの場合は必ず病理学会事務局へメールにてご連絡ください(jsp-admin@umin.ac.jp)。
なお、5月25日(木)以降のキャンセルは受付けません。参加費未納の場合でも参加費を請求させて頂きますので、ご理解とご了承の上、お申込み下さい。
8.会期が近くなりましたら、サポートデスクよりIDとパスワードを登録のメールアドレスへ個別に送ります。
9. オンデマンド講習会画面上にある講義をすべて最初から最後まで受講してください。各講義、初回受講時に巻き戻し・早送りなどはできません。一時停止は可能。各講義、2回目以降の視聴は希望箇所から視聴可能。
10. ハンドアウトはpdfでオンデマンド講習会画面内に掲載されています。各自でダウンロードしてください。
11. 受講修了証は、講義の聴講ならびに小テストの完了をもって発行されます。必ず会期中に各自でダウンロードし、印刷するようにしてください。会期後のダウンロードはできません。
【周知依頼】「遺伝子治療等臨床研究に関する指針」の一部改正
令和5年4月7日
会員各位日本病理学会 事務局
令和5年3月27日付にて、厚生労働大臣官房厚生科学課長より、「遺伝子治療等臨床研究に関する指針」の一部改正について、周知依頼がございました。以下よりご確認よろしくお願い致します。
>>周知依頼
>>通知とQ&A
関連URLは以下のとおりです。
○研究に関する指針について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hokabunya/kenkyujigyou/i-kenkyu/index.html
【周知依頼】「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針ガイダンス」の一部改正
令和5年4月7日
会員各位日本病理学会 事務局
令和5年3月27日付にて、厚生労働大臣官房厚生科学科長等より、「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」の一部改正について、周知依頼がございました。以下よりご確認よろしくお願い致します。
>>周知依頼
>>告示通知
関連URL
○研究に関する指針について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hokabunya/kenkyujigyou/i-kenkyu/index.html
「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針の一部を改正する件」
○官報掲載URL
https://kanpou.npb.go.jp/20230327/20230327g00061/20230327g000610001f.html
【周知依頼】医療事故情報収集等事業第72回報告書の公表
令和5年4月7日
会員各位日本病理学会 事務局
令和5年3月27日付にて、厚生労働省医政局地域医療計画課医療安全推進・医務指導室長ならびに医薬・生活衛生局医薬安全対策課長より、医療事故情報収集等事業第72回報告書の周知依頼がございました。以下よりご確認よろしくお願い致します。
>>第72回報告書の公表について
>>第72回報告書のご案内
>>再発・類似事例の分析
関連URLは以下のとおりです。
https://www.med-safe.jp/