2021年2月アーカイブ

2021年2月22日

令和3年度ゲノム病理標準化講習会受講システムの変更について

令和3年2月22日
ゲノム病理標準化講習会委員会
委員長 増田 しのぶ


令和3年度のゲノム病理標準化講習会は7月1日(木)―7月31日(土)までのオンデマンド講習会になります。令和3年度は1度しかないので受講希望の方はご留意ください。 >>詳細はこちらから
受講に関する大まかな注意点は以下の通りです。


■受講が確定し、会期が近くなりましたら、サポートデスクよりオンデマンドのURLとID及びログインパスワードを個別に申込時にご登録のメールアドレスへ送付します。「テキスト未購入」を選択した方には、ご登録の住所へテキストを事前に郵送します。

■各講義をすべて最初から最後まで視聴してください。初回の視聴では、早送り・巻き戻し・ジャンプアップなどはできません。各講義、2回目以降の視聴は希望箇所から視聴可能です。

■ハンドアウト(pdf)は、オンデマンド内に掲載されています。各自でダウンロードしてください。

■小テストは合格するまで何度でも受けられます。

■受講修了証は、講義の聴講ならびに小テストの完了をもって発行されます。必ず会期中に各自でダウンロードして保管してください。(必要のないものについては破棄してください。)
会期後のダウンロードはできませんのでご留意ください。

第10回ゲノム病理標準化講習会 [オンデマンド■期間:7月1日(木)-7月31日(土)]

令和3年4月28日
ゲノム病理標準化講習会委員会
委員長 金井 弥栄

【開催のご案内】
本講習会の開催について、ご案内申し上げます。
2021年度につきましては、新型コロナウイルス感染拡大のため対面開催を取りやめ、オンデマンド講習会を開催することとなりました(2021年度の本講習会開催は1回のみ)。
受講管理は厳密に実施いたしますので、ご了解ください。
下記の「【重要】注意事項と申込から会期終了までの流れ」を必ずご確認ください。
2021年度の本講習会開催は1回のみとなります。試験や資格更新のために受講を希望される方はご留意ください。

受付はWEBにて4月28日(水)13時より開始いたします。
諸般の事情に鑑み、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。


本講習会は、「ゲノム研究用・診療用病理組織検体取扱い規程(羊土社:日本病理学会策定)」をテキストとして、ゲノム研究・ゲノム医療における病理組織検体の取扱いおよび組織バンキング等に関する講習になります。講習会で使用するので必ずお手元にご用意ください。奮ってご参加くださいますようご案内申し上げます。


【開催概要】 
会   期:令和3年7月1日(木)10:00 ― 7月31日(土)23:59
会   場: 受講確定後、会期が近くなりましたらオンデマンド講習会URLとID、パスワードを個々に申込時に登録のメールアドレスへ送付予定です。
プログラム:こちらから
参 加 費:
テキスト(※)購入済み テキスト(※)未購入
医師・歯科医師・その他 ¥12,000 ¥15,000
検査技師・大学院生 ¥5,000 ¥8,000
※テキストとは「ゲノム研究用・診療用病理組織検体取扱い規程(羊土社)」を指します。「テキスト未購入」の参加費には、テキスト代が含まれております。領収書を発行いたしますが、参加費からテキスト代を除いた領収書の発行には対応いたしかねます。


【参加申込期間】4月28日(水)13:00 ― 5月25日(火)23:59 >>申し込みはこちらから


【問い合わせ先】日本病理学会事務局 jsp-admin@umin.ac.jp

【単位付与等】
①病理専門医更新のための病理領域講習4単位
②病理専門医試験の受験資格「分子病理診断に関する講習会」
なお、専門医試験必須講習会についてはこちらを参照してください
③分子病理専門医試験の受験資格
分子病理専門医受験のために必要な本講習会の受講資格としては、2018年度(10月、2月)開催分も有効となります。
分子病理専門医試験の試験要綱についてはこちらをご参照ください。
>>分子病理専門医制度について
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【重要】注意事項と申込から会期終了までの流れ
1.テキスト未購入を選択された方は、事前に郵送いたします。
2.テキストを所持していない方の受講は認めません(以前無料配布した旧規程での受講は不可)。
3.テキストを既にお持ちで、申込フォームで「テキスト購入済み」を選択された方は必ずご用意ください(テキストを入手できず受講できなかった場合にも受講料の返還はいたしかねますので、十分にご留意のほどよろしくお願いいたします)。
4.申込完了時に送信される「受講申込完了」メールに記載のご案内を必ずご確認ください。
5.参加費は申込みから原則1週間以内に、「受講申込完了」メールに記載の振込口座へ、お振込みください。
6.受講ができなかった場合、参加費は返金いたしません。
7.キャンセルの場合は必ず病理学会事務局へメールにてご連絡ください(jsp-admin@umin.ac.jp)。
なお、5月26日(水)以降のキャンセルは受付けません。参加費未納の場合でも参加費を請求させて頂きますので、ご理解とご了承の上、お申込み下さい。
8.会期が近くなりましたら、サポートデスクよりIDとパスワードを登録のメールアドレスへ個別に送ります。
9. オンデマンド講習会画面上にある講義をすべて最初から最後まで受講してください。各講義、初回受講時に巻き戻し・早送りなどはできません。一時停止は可能。各講義、2回目以降の視聴は希望箇所から視聴可能。
10. ハンドアウトはpdfでオンデマンド講習会画面内に掲載されています。各自でダウンロードしてください。
11. 受講修了証は、講義の聴講ならびに小テストの完了をもって発行されます。必ず会期中に各自でダウンロードし、印刷するようにしてください。会期後のダウンロードはできません。

2021年2月12日

【訂正】登録施設年報・更新書類の提出依頼文書について

研修登録施設管理責任者 各位
 
2021年2月12日
  日本病理学会 事務局


  2021年2月上旬に研修登録施設の管理責任者様宛にお送りした施設年報・更新書類の提出依頼文書の一部に誤りがございました。正しくは以下の通りです。大変申し訳ございませんでした。訂正してお詫び申し上げます。

誤:①2019年施設年報 NCDでのデータ提出

正:①2020年施設年報 NCDでのデータ提出

>>修正版のPDF文書はこちら


施設年報の【データ入力・提出期間】は2021年2月1日(月)~3月1日(月)23:59まで、です。ご留意ください。
>>登録マニュアルはこちらから

2021年2月 4日

英国派遣報告:国際病理アカデミー/ヨーロッパ病理学会学術総会参加報告

関西医科大学 臨床病理学講座 大江 知里
熊本大学 細胞病理学講座 藤原 章雄

私達は2019年の第108回日本病理学会学術奨励賞受賞者として、英国病理学会派遣者に選出いただきました。当初は、第32回ESP Congressと第33回IAP Congressが2020年8月29日~9月2日の日程で英国ScotlandのGlasgowで共同開催される予定でしたが、昨今の新型コロナウィルス感染拡大に伴い、12月6日~8日のVirtual Congress (WEB開催)に参加することとなりました。現地開催でなかったことは残念でしたが、パンデミック下での学会参加につき報告させていただきます。

学会では、ヨーロッパで病理専門医を目指すtraineeのための特別セッションにおいて、3名の演者が皮膚病理に関する実践的な講演をされた後、私達2名が8分ずつ発表する機会をいただきました。事前準備として、1カ月ほど前にそれぞれが学会のシステムを通して発表のビデオ録画を行いました。当日は、発表時間にZoomよりVirtual Roomに入室し、座長が各演者の紹介をした後で事前録画データが流され、最後に20-30分のQ&Aセッションを行うという一連の流れがライブ配信されました。
発表に際しては、イギリスのDr. Matthew Clarke及びオランダのDr. Charlotte Kweldamにサポートいただき、私達が日本病理学会から選出された演者で、国際交流の一環としての発表であることも聴衆に伝えてくださり、発表後にも激励のお言葉を頂戴しました。


今回の発表のQ&Aセッションでは、座長と演者間とのやり取りのみで一般の聴衆との対話はありませんでしたので、現地開催で得られるような多くの方との国際交流とはいきませんでした。しかし、オンラインでも、3日間で77のライブセッションが行われ、116カ国より4762人が参加した世界的な学会で発表をさせていただけたことは非常に貴重な経験でした。特に、オンラインならではの利点として、学会開催後の3カ月間オンデマンド配信で事前録画された発表を自由に閲覧して様々な領域のupdateを学べるという、現場で参加する以上の情報を得られたことは大変有意義でした。

未曾有の状況下でも、多くの方々のご尽力により、様々な工夫が凝らされた大規模な学会が開催されたことは本当に素晴らしいと感銘を受けました。また、ネット環境さえあれば世界中のどことでもオンラインで繋がり、学術的な知見を共有できることも実感できました。
今後は、さらに国際交流を行いやすい状況にもなると考えられますので、今回の経験を活かして海外の病理医と積極的に交流を持ち、国際的に病理学の発展に寄与できるよう日々研鑽を積んで参りたいと思います。
このような貴重な機会を与えていただきました日本病理学会および英国病理学会のご関係の皆様に、心から感謝申し上げます。

令和3年1月

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