1.掲載論文:投稿論文は病理診断学(診断病理学:Diagnostic Pathology)に関連するもので,他紙にて発表されていないものに限る。内容はヘルシンキ宣言(ヒトにおける生物学医学研究にたずさわる医師のための勧告)にそうものとする。論文の種別は総説・原著・症例報告・Letter to Editorである。
2.投稿資格:corresponding authorが日本病理学会会員であることを要す。
3.執筆要項:
用語:日本語とする。
著者数:10名以内とする。
原稿の書き方:原稿に頁を記入すること。
(a) 原稿は日本語ワープロを用い,1行20字で20行を1枚におさめる。平仮名,常用漢字,現代仮名遣いを用いる。ただし,固有名詞や一般に用いられている学術用語はこの限りではない。
(b) 度量衡単位(cm, mm, μm, cm2, ml, l, g, mgなど)を用いる。
(c) 外国人名,適当な和名のない薬品名,器具および器械名,または疾患名,学術的表現,科学用語については原語を用いる。固有名詞およびドイツ語の名詞の頭文字は大文字とする。
(d) 医学用語の略語を用いる場合は,はじめに完全な用語を書き,以下に略語を用いることを明記する。
原稿の様式 :
(a) 原稿の構成は題名(和文40字以内),著者名,所属(いずれも和文および英文で表記),要旨(和文で250字以内),キーワード(5個以内:英文で表記),本文,文献,図(写真を含む),表の順とする。1枚目には題名・著者名・所属のほかに論文の種別(総説・原著・症例報告)と別刷請求先を明記する。2枚目に要旨,キーワードを記載する。本文は3枚目から始める。本文・文献・図・表を合わせて8枚以上にまとめる。
(b) キーワードは第1語は対象(臓器など),第2語以下は内容を示す語とする。
例:1) 印環細胞をともなった胃MALTomaの1例
stomach, MALToma, signet ring cell, histology
例:2) 小細胞癌を混在した前立腺癌の1剖検例
prostate, adenocarcinoma, small cell carcinoma, autopsy case
(c) 文献:主要なものに限る。次の形式をまもり,引用順に並べる。
文献表記はバンクーバ・スタイルに,誌名略記は医学中央雑誌収載誌略名表およびIndex Medicusに準じる。
〈雑誌〉著者名(和名はフルネーム,欧文名は姓のみをフルスペル,その他はイニシャルのみで6名まで列記し,6名をこえる場合は,その後を "ほか","et al" と略記する).標題(フルタイトルを記載).雑誌名(略称).発行年(西暦);巻:頁-頁.
例:1) 田中一郎,木村花子,高橋太郎,山田三郎,伊藤慶子,金 正一ほか.胃癌の病理.日病会誌.2000;89:121-135.
例:2) zur Hausen H, Meinhof W, Shieiben W, Kamm GW. Attempts to detect virus-specific DNA in human tumors:I. Nucleic acid hybridizations with complementary RNA of human wart virus. Int J Cancer. 1974;13:650-656.
〈単行本〉著者名.標題.発行地:発行所;発行年(西暦).なお,引用が単行本の一部である場合には標題のつぎに編者名,単行本の標題を記し,発行年のあとにp. 頁-頁.と記載
例:1) 町並陸生.現代医学における病理学.町並陸生・02A 順一編.標準病理学.東京:医学書院;1997. p. 3-6.
例:2) Meltzer PS, Kallioniemi A, Trent JM. Chromosome alterations in human solid tumors. In:Vogelstein B, Kinzler KW, editors. The genetic basis of human cancer. New York:McGraw-Hill;2002. p. 93-113.
〈電子ジャーナル〉著者名(和名はフルネーム,欧文名は姓のみをフルスペル,その他はイニシャルのみで6名まで列記し,6名をこえる場合は,その後を "ほか","et al" と略記する).標題(フルタイトルを記載).雑誌名(略称).発行年(西暦);巻:(頁-頁.あるいは文献番号). 入手先のURL (引用年月日)
例)Takayama, Chitoshi; Inoue, Yoshiro. Morphological development and maturation of the GABAergic synapses in the mouse cerebellar granular layer. Developmental Brain Research.2004,150,p.177-190.https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/17162/1/DBR150-2.pdf, (cited 2007-03-01).
例)Mabon, S. A.; Misteli, T. Differential recruitment of pre-mRNA splicing factors to alternatively spliced transcripts in vivo. PLoS Biol. 2005, 3, e374. https://biology.plosjournals.org/perlserv/request=get-document&doi=10.1371/journal.pbio.0030374, (cited 2006-03-09).
例)Reifenberger G, Kros JM, Louis DN, Collins VP. Oligodendroglioma. In: Louis DN, Ohgaki H, Wiestler OD, Cavenee WK, editors. WHO classification of tumours of the central nervous system. Lyon: IARC Press; 2007. p. 54-59.
(d) 図・表:図・表はおのおのに図1,表1などのようにそれぞれの番号をつけ,おのおののタイトルと簡潔な説明文を附記する。光顕写真(組織像,細胞像)の倍率は原則として不要である。電顕写真については撮影時の倍率を表示するか,あるいは写真にスケールをつける。写真は図に含める。図表はそれぞれ別紙を用いる。本文中には図・表の挿入すべき位置を明記する。
図:線画の解像度は600dpi以上,写真の解像度は300dpi以上とし,DOC(X),XLS(X),PPT(X),JPG,TIFF,GIFおよびEPSフォーマットとする.
4. 論文の審査:投稿論文は編集委員会での審査により採否を決定し,その結果はcorresponding authorに通知される。なお,投稿内容に関連して当事者ないし第三者の意見の併載が必要であると編集委員会が判断した場合には,本委員会より依頼し,併列して編集することがある。
5. 掲載料:できあがり2頁をこえるすべての論文は3頁目より1頁につき5,000円を徴収する。別刷代およびカラー印刷にかかる費用は全額著者負担とする。カラー印刷費用は,1頁目30,000円 2頁目以降10,000円/頁とする。
6. 本投稿規定は改定されることがある。
(平成11年12月10日 施行)
(平成13年1月31日 一部改訂)
(平成15年6月30日 一部改訂)
(平成16年6月9日 一部改訂)
(平成22年11月25日 一部改訂)
(平成24年7月27日 一部改訂)
(平成27年5月1日 一部改訂)
問い合わせ先 :〒113-0034 東京都文京区湯島1-2-5聖堂前ビル7階
日本病理学会事務局 気付 「診断病理」編集委員会
Phone 03-6206-9070 E-mail:jsp-admin@umin.ac.jp