第1部 研究用病理組織検体の適切な採取部位

[総論]

設問7

正しい選択肢を全て選べ

a. 研究用組織検体採取は、腫瘍の種類に関係なく出来るだけ多くの部位からの採取が望まれる。

b. 非癌部は癌の発生母地と同様の組織部位を採取するのが望ましく、なるべく腫瘍近傍や腫瘍の末梢域の組織を採取する。

c. 境界不明瞭な早期肝細胞癌では、腫瘍の同定が困難であるため、採取しない判断をすることも考慮する。

d. 術前に良悪性の判定が困難であった腫瘍は、組織診断を優先させるために検体採取は控えるべきである。