第3部 ホルマリン固定パラフィン包埋標本の適切な作製・保管方法
設問 35
正しい選択肢を全て選べ
a. 一定期間未染標本を保管する際には4℃に保管すべきとも考えられているが、極端に長時間でなければ、室温に保管しても核酸の品質には概して影響を与えない。
b. 脱パラフィン作業によって、核酸の収量が低下することはない
c. 未染標本をパラフィンコートしなかった場合でも、免疫組織化学的検討にさほど支障が出ないことがある。
d. 硬組織を含む検体をゲノム研究に供する可能性がある場合には、EDTAによる脱灰ではなく、Plank-Rychlo法を行うべきである。