第1部 研究用病理組織検体の適切な採取部位

[各論]

設問15

正しい選択肢を全て選べ

a. 卵巣腫瘍は、腫瘍内の不均一性が見られることがあるため、複数箇所からの採取が望まれる。

b. 卵巣腫瘍において嚢胞性病変の場合には、隆起部や壁肥厚部を採取する。病変が少量の場合、病理診断を優先し無理に採取しない。

c. 境界悪性に相当する卵巣腫瘍については、とりあえず検体を採取し解析対象とするかは後で決める。

d. 軟部腫瘍では、希少症例、診断困難と考えられる症例は、可能な限り組織検体を採取しておく。