2017年11月アーカイブ

2017年11月21日

「病理診断報告書 患者伝達確認のためのマニュアル」(案)意見募集

病理検体処理ガイドラインワーキンググループ 森井 英一

病理診断は治療方針を決定する重要な診断であるため、その結果を記載した「病理診断報告書」が遅滞なく患者に伝えられることは当然のことです。しかし残念ながら、病理診断報告書が臨床側に提出されたにも関わらず、病理診断が患者に伝えられず、結果的に患者に不利益が生じた事案がありました。そこで今回、病理診断報告書が作成され臨床担当医に提出された後の望ましいあり方について、病理学会の見解をマニュアルとして作成いたしました。ご意見がございましたら、平成30年1月9日(火)までに学会事務局(jsp-admin@umin.ac.jp)までメールにてご連絡ください。よろしくお願い申し上げます。

「病理診断報告書 患者伝達確認のためのマニュアル」(案)はこちら

2017年11月20日

平成30年度 新学術評議員の推薦について

 下記の本学会学術評議員資格に照らし合わせて、学術評議員として適当と思われる会員がありましたら、別紙の書式を用いてその候補者の所属機関、職名、略歴並びに業績目録をそえ、推薦者2名連署(ともに推薦時に学術評議員であること)のうえ、平成30年1月31日(消印有効)までに学会事務局宛書留等にてお送り下さい(申請書/推薦書はホームページよりダウンロードして下さい)。

 各位よりご推薦のありました候補者に付きましては、資格審査委員会による審査を経て、理事会にて学術評議員として適当であるかを審議し、認められた候補者を春期総会時に開催される学会総会にて承認を受けることになります。

学術評議員資格
病理研究歴満7年以上、会員歴5年以上の会員で以下の条件の一つを満たすもの
初期臨床研修期間は含めることができませんので注意してください
A.病理学(学際分野を含む)に関する原著論文(英語論文)3編以上で、少なくとも1編の筆頭著者である者
B.病理専門医あるいは口腔病理専門医資格取得者で論文発表の筆頭著者1編以上である者
C.入会歴5年以上を満たさないが、傑出した業績を上げていると資格審査委員会で認めた者

注:1)論文は査読のある雑誌に掲載されていること。
  2)病理専門医あるいは口腔病理専門医の論文は症例報告を含めることができる。
  3)論文については、5編以内の別刷各1部(コピー可)を提出すること。
   
提出書類
   ※学術評議員である推薦者2名の直筆署名があること。
   ※功労会員・名誉会員・一般会員は推薦者になれません。

2.代表的な自著論文の別刷りのコピー 5編以内。
   ※上記ABCの資格のうち、候補者が必要とされる業績をみたしていることが証明できる分を提出すること。
 

受付期限
平成30年1月31日(水)消印有効  
   
提出先・問合せ先
〒113-0034 東京都文京区湯島1-2-5 聖堂前ビル7階
一般社団法人日本病理学会 学術評議員推薦受付係
E-mail :jsp-admin@umin.ac.jp  TEL:03-6206-9070
書類受け取りに際して
・簡易書留もしくはそれに準ずる形でお送り下さい。
・書類の受領確認連絡を会員システムに登録されているメールアドレス宛に送信いたします。なお、発送後10日を過ぎても受領連絡の無い場合は、お手数ですが事務局までご連絡下さい。申請書送付の際には、今一度、会員システム登録されているールアドレスのご確認をよろしくお願いいたします。

参考:学術評議員関連規定より抜粋
 <定款>
(学術評議員)
第7条 正会員のうち、申請時点において病理研究歴満7年以上及び本会に入会後満5年以上の者は、学術 評議員2名以上の推薦を得て、理事長に申請し、理事会及び総会の承認を得て学術評議員となることができる。
2 学術評議員は、本学会の教育、研究、病理診断に関わる事項について評議する。
3 学術評議員は、正会員としての資格を有するほか、以下の資格を持つ。
(1) 学術評議員候補者を推薦することができる 
(2) 常置委員会委員になる資格を持つ
(3) 名誉会員・功労会員になる資格を持つ
(4) その他の資格については別に定める

<学術評議員内規>
2.  学術評議員は、本学会の教育、研究、病理診断に関わる事項について評議するとともに、定款ならびにここに定める資格をもって、病理学の発展に貢献する責務を有する。
3.学術評議員は、研究歴満7年以上および本会に入会後満5年以上で、以下の資格条件の1つをみたす正会員の中から、学術評議員2名以上の推薦を得て、理事長に申請し、資格審査を経て理事会及び総会の承認を得た者とする。
1)病理学(学際分野を含む)に関する原著論文(英語論文)3編以上で、少なくとも1編の筆頭著者である者
2)病理専門医あるいは口腔病理専門医資格取得者で論文発表の筆頭著者1編以上である者
3)入会歴5年以上を満たさないが、傑出した業績を上げていると資格審査委員会で認めた者
4.  学術評議員は、常置委員会委員の被選出者資格をもつ。
5. 学術評議員は役員候補者の選出資格をもつ。
6.  学術評議員の任期は、2年以内とし再任を妨げない。但し、65歳に達した年度の3月31日を超えないものとする。
7.学術評議員の任期更新は原則役員選挙実施年度4月1日付で行う。
1)学術評議員の任期更新を希望するものは、定められた期間内に更新の申請を行い、理事会の承認を受ける。
2)任期更新がされなかった学術評議員は、次回更新申請が承認されるまで、その資格を停止する。 
附則
1.この内規は、平成28年11月10日から施行する。ただし、平成29年4月1日付の任期更新については、その申請を要さない
別表(学術評議員の資格まとめ)
資格・権利                                         規定 
学術評議員候補者の推薦----------------------------------------------定款  
常置委員会委員になる資格--------------------------------------------定款・内規
名誉会員・功労会員になる資格----------------------------------------定款
役員候補者の選出資格--------------------------------------------------内規
宿題報告担当者となる資格---------------------------------------------その他
病理診断特別講演の担当者/推薦者となる資格------------------その他
学術研究賞演説(A演説)の担当者/推薦者となる資格----------その他
B演説の担当者/推薦者となる資格----------------------------------その他
学術奨励賞の推薦資格--------------------------------------------------その他
新入会員の推薦-----------------------------------------------------------その他
剖検輯報のデータ検索依頼(有料 )   -------------------------------その他

その他:
 1.学術評議員は、「本学会の教育、研究、病理診断に関わる事項について評議するとともに、定款ならびにここに定める資格をもって、病理学の発展に貢献する責務を有する。」
  ものとなっています。こちらの主旨を充分ご理解の上、ご申請、ご推薦をお願いいたします。

 2.学術評議員のキーワード登録について
  上記1.にともない、学術評議員には、専門分野・キーワードを学会に登録いただくことになっています。これらのデータは会員専用ページに掲載され、学術集会での座長選出や"Pathology International"の査読依頼など、学術交流のさらなる活発化のために役立てられています。

 3.学術評議員年会費について
 平成26年度より、一般会員と同額(13,000円)に値下げとなりました。
 尚、学会では、年会費の口座自動振り替えのご利用を推進しています。まだご利用でない方は是非ご検討下さい。

 4.お願い
 平成29年7月より新たに会員システムが稼働しております。7月に仮PWのハガキをお送りしておりますので、各自ログインの上、登録内容の確認をお願いいたします。
 平成31年より開始される学術評議員の更新手続きも、会員システムより行っていただきます。その際は恐れ入りますがキーワードの新規登録をお願いいたします。(学術評議員申請の際に登録いただいたキーワードは反映されておりません)。2回目以降の更新の際には、登録されたキーワードがデフォルトで表示されますので、確認・変更のみとなります。
 また本学会では「UMIN」(大学病院医療情報ネットワーク)のシステムにて、英文誌の閲覧や、MLの配信、病理情報ネットワークの利用などを行っています。学術評議員の推薦を受けられる際は今一度ご自身のIDとパスワードをご確認下さい。
 

2017年11月13日

一般社団法人日本病理学会役員選挙について(公示) 

一般社団法人日本病理学会正会員 各位 

理  事  長  深山 正久
選挙管理委員長  加藤 良平

本学会の現役員(理事・監事)は、平成30年6月開催の第107回総会をもって任期満了となります。
平成30年度/31年度役員は、本学会定款ならびに役員選挙関係諸規定に従い、学術評議員の選挙によって候補者を選出し、第107回総会にて選任されることとなります。つきましては下記要領に従い、平成30年度/31年度役員選挙を実施いたします。
尚、今回より会員管理システムを利用したオンライン選挙(立候補及び投票)を行います。
また、全国区理事は男女両性で構成することが先の総会で決定いたしました。
○選出方法:
役員選挙は区分ごとの立候補制とし、それぞれ定員を超える候補者がいる場合は、学術評議員による選挙(無記名オンライン投票)によって選出します。また、立候補者は所信表明を行うことができます。

○選出区分と定員: 理事20名、監事2名
立候補希望者は下記選出区分ごとに立候補届を提出して下さい。なお、重複した区分に立候補する事はできません。

選出区分1:地方区選出理事 8名 
1-1 北海道支部   1名 (支部長)
1-2 東北支部    1名 (支部長)
1-3 関東支部    2名 (内1名が支部長)
1-4 中部支部    1名 (支部長)
1-5 近畿支部    1名 (支部長)
1-6 中国・四国支部 1名 (支部長)
1-7 九州・沖縄支部 1名 (支部長) 
選出区分2:全国区選出理事(男女両性で構成するものとする)   11名  
選出区分3:口腔病理部会長兼全国区選出理事(歯科医師免許所有者) 1名
選出区分4:監事 2名

○被選挙人(立候補)資格者:
役員は関連諸規定より「就任年度4月1日時点での年令が満63歳以下の者とする。」となっており、今回は昭和29年(1954年)4月2日以降に生まれた正会員(学術評議員・一般会員)が被選挙人資格者となります。

○役員立候補者募集要領:
1.立候補届と被選挙人名簿への登載:
次期役員選挙に立候補される方は、学会ホームページ(以下HP)から会員システムにログインし、ご自身の登録内容を確認して下さい。その後、会員システムにて選出区分を選択の上、所属(15文字以内)を記入し確定してください。被選挙人名簿に登載されます。
*立候補受付開始:平成29年11月13日(月) 12時00分(正午)
*締切:平成29年11月24日(金)23時59分
*会員システムにて確定後すぐに受け取りのメールが配信されます。

2.所信表明(希望者のみ):
会員システム上で立候補申し込みの際に、400字以内の所信をご記入いただけます。
段落、インデント、改行やフォントや下線などによる強調は使えません(反映されません)。
*提出締切:平成29年11月24日(金)23時59分(立候補締め切りと同日)
*選挙管理委員会が必要と判断した場合は、本人に連絡の上、調整を行うことがございます。

3.被選挙人名簿及び所信表明の掲載は届出順とします。HPにも掲載予定です。

4.公募期間延長の必要がある場合は、HPに公示します。

○選挙実施要領:
1.選挙人(投票者)名簿の確定
公示時点での会員システムに登録されている学術評議員とします。
[学術評議員名簿(10月末現在)]

2.投票期間
会員システムでの投票開始日12月18日に投票権のある学術評議員にE-mailで投票開始のお知らせを配信致します。投票権のある学術評議員で、メールが届かない場合は会員システムのご自身の登録を確認の上、事務局までご連絡下さい。
*投票開始:平成29年12月18日(月)12時00分(正午)
*投票締切:平成29年12月27日(水)23時59分


3.開票
平成30年1月5日(金) 結果は同日HPにて公表

○その他:
  1.理事長候補者は、平成30年1月28日(日)開催の新役員候補者会にて決定予定です。決定次第、HP等にて公表いたします。
  2.役員候補者に選出された場合、上記新役員候補者会へのご出席をお願いすることになります。ご予定いただけますよう、よろしくお願いいたします。


2017年11月 9日

2017年11月10日(金)会員システムメンテナンス

下記の期間において、会員システムのメンテナンスを実施いたします。
作業期間中はシステムにアクセスできなくなりますので、ご注意ください。
ご不便をおかけいたしますが、ご了承いただけますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

■メンテナンス日時
2017年11月10日(金) 07:00~9:00
日本病理学会事務局

2017年11月 7日

2018年 細胞診講習会のお知らせ

2018年の細胞診講習会(一般社団法人病理学会、担当:病理専門医制度運営委員会)を開催いたします。
病理門医及び口腔病理専門医(平成24年度以降に口腔病理研修を開始された方)受験資格の要件のひとつとして細胞診に関する講習会を受講していることがあげられております。

2018年以降受験予定の方でまだ細胞診講習会を受講されていない方は、この講習会を受講して下さい。受講希望者は、本学会ホームページの細胞診講習会受講申込サイトよりお申し込み下さい。定員(100名)を越える場合は下記6に示す基準に従って選定させていただきます。なお、2018年の病理学会主催の細胞診講習会は今回1回のみです。

1.日時:
2018年
2月10日(土)9時30分から18時00分(第1日:受付(9時から)、講義、実習、質疑)
2月11日(日)8時30分から15時30分(第2日:講義、実習、質疑)

2.講師(五十音順):
亀山香織(慶應義塾大学)
久布白兼行(東邦大学医療センター大橋病院)
久山佳代(日本大学松戸歯学部)
柴原純二(杏林大学)
清水禎彦(埼玉県立循環器・呼吸器病センター)
関田信之(千葉県済生会習志野病院)
長嶋洋治(東京女子医科大学)
藤井誠志(国立がん研究センター)
細根勝(日本医科大学多摩永山病院)
元井亨(東京都立駒込病院)

3.会場:
東邦大学医学部 2号館M3階第三実習室
東京都大田区大森西5-21-16
世 話 人:東邦大学医学部 病院病理学講座 澁谷和俊
実施責任者:東邦大学医学部 病院病理学講座 栃木直文

4.受講料:
33,000円 ( ハンドアウト・CD-ROM・昼食代込み )
採用知とともに振替用紙をお送りします(12月中旬~1月上旬頃)

5.申込締切:
2017年12月4日(月)

6.受講者の選定基準:
①2018年病理専門医試験を受験する方(研修登録をされていない方は申し込めません)
②2019年以降に病理専門医試験を受験する方
※ ①、②の本講習会受講経験のない方を優先いたします (定員100名)

7.申し込み: 
 締め切りました
 多数のお申込み、ありがとうございました


8.問い合わせ先:
日本病理学会事務局 jsp-admin@umin.ac.jp


※参考 :病理専門医試験申請要綱注意事項 より抜粋
 (b) 細胞診に関する講習について
細胞診に関する講習とは、医師を対象とし全域を網羅したものであることが要件であり、現時点では日本病理学会主催による「細胞診講習会」および日本臨床細胞学会による「細胞診断学セミナー」のみが該当します。細胞診専門医は受講不要です(認定証写しを添付して下さい)。 


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