第3部 ホルマリン固定パラフィン包埋標本の適切な作製・保管方法

設問 31

正しい選択肢を全て選べ

a. 臓器摘出後は速やかにホルマリン等の固定液に浸漬し、固定を行う。

b. 直ちに固定の行えない施設の場合、摘出臓器は冷蔵庫(4℃)に保管し、6時間程度以内に固定を行うことが望ましい。

c. 摘出臓器の固定不良は回避しなくてはならない。

d. 摘出臓器の固定不良回避や固定時間短縮のために、切り出し作業前に臓器に入割することは、固定後の臓器の変形を招くなどの弊害が生じる可能性があるため、極力行わない。