第2部 凍結組織検体の適切な採取・保管・移送方法

[凍結組織切片作製、保管している検体の取扱い・移送]

設問26

正しい選択肢を全て選べ

a. 採取検体を細切する際に、凍結組織切片作製用に術中迅速診断用組織標本と同様の手法で1~2片を保管することも推奨される。

b. 凍結組織切片作製用組織検体の保存方法としては、Optimal Cutting Temperature(OCT) compoundに包埋し、ドライアイス・アセトン等で凍結し、超低温槽(-80℃)に保管することも推奨される。

c. OCT包埋標本の保管には、乾燥を防ぐように十分に留意しなければならない。

d. OCT包埋標本作製は、組織像の確認や、核酸抽出等の種々の解析が可能であるため、可能な限り作製するべきである。