第2部 凍結組織検体の適切な採取・保管・移送方法
[検体採取者および適切な採取方法]
設問20
正しい選択肢を全て選べ
a. 病理診断に特段の支障がなく適切な採取部位が確保出来る場合は、半小指頭大の組織を採取することが適切である。
b. 極少量の組織しか採取出来ない場合は、検体採取を見合わせる理由になり得る。
c. 組織の湿重量による補正等が必要となる解析を行う可能性が高い場合には、精密秤量器をもって採取組織の湿重量を測定することが望ましい。
d. 採取組織の秤量は、急速凍結までの時間を遅延させるので、湿重量測定を必須条件としない。