2016年12月アーカイブ
2016年12月31日
病理学会が所管している活動に 対して研究依頼を受けた時の申し合わせ
平成28年12月
会員各位日本病理学会 理事長 深山 正久
学術委員長 髙橋 雅英
この度、病理学会が所管している活動に対して研究依頼を受けた際の対応につき、以下の「申し合わせ」を策定いたしましたので、ご報告申しあげます。
1. 研究機関又は研究者個人(日本病理学会の会員か否かを問わず)から、日本病理学会が所管している活動で得られた病理診断情報、研究情報を用いた研究の依頼があった場合には、依頼を行った研究者は所定の研究申込書に研究内容を記載し、日本病理学会に申請する。
2. 学会事務局は、研究申込書を受理したのち、理事長へその旨報告をするとともに、学術委員会に意見を求める。
3. 学術委員会は申請された研究の学術内容を審査する。倫理的な問題が内在する場合には倫理委員会に対しても意見を求める。
4. 学術内容および倫理内容に問題がないとする審査結果が出た場合は、常任理事会の承認を経て、学術委員会より研究の実施を許可する。
平成28年12月 常任理事会策定
>研究依頼書ダウンロード(wordファイル)
2016年12月29日
コンサルテーションシステムを利用した研究依頼について
平成28年12月
日本病理学会学術委員長 髙橋 雅英
この度、本学会コンサルテーションシステムを利用した研究依頼があり、学術委員会で承認いたしました。
「軟部肉腫病理診断体制構築のためのコンサルテーションシステムにおける診断一致率の検討」
研究組織:厚生労働省委託事業 希少がん対策ワーキンググループ・四肢軟部肉腫分科会
申請者:小田義直
詳細はこちら 申請書PDF
この研究は個別の標本はもちろん、すべての施設名、依頼者名、コンサルタント名を匿名化した状態で行います。
この研究へのデータ提供について辞退を希望される依頼者、施設、コンサルタントにおかれては、学会事務局までお申し出下さい。
平成29年1月5日(木)まで
どうぞよろしくお願い申し上げます。
日本病理学会学術委員長 髙橋 雅英
この度、本学会コンサルテーションシステムを利用した研究依頼があり、学術委員会で承認いたしました。
「軟部肉腫病理診断体制構築のためのコンサルテーションシステムにおける診断一致率の検討」
研究組織:厚生労働省委託事業 希少がん対策ワーキンググループ・四肢軟部肉腫分科会
申請者:小田義直
詳細はこちら 申請書PDF
この研究は個別の標本はもちろん、すべての施設名、依頼者名、コンサルタント名を匿名化した状態で行います。
この研究へのデータ提供について辞退を希望される依頼者、施設、コンサルタントにおかれては、学会事務局までお申し出下さい。
平成29年1月5日(木)まで
どうぞよろしくお願い申し上げます。
2016年12月20日
医学教育認証制度に関連した卒前病理学教育の現状に関するアンケート報告
会員各位
「国際基準に対応した医学教育国際認証制度」への対応を巡り、臨床医学教育実習期間の延長などを含め医学部教育現場は新しい教育方法への変遷が進んできております。この中で、卒前病理学教育ではいくつかの課題が生じております。この件をふまえて、教育委員会では、平成28年7月に、下記のアンケートを実施いたしました。
その集計、結果をまとめましたので以下の通りご報告申しあげます。
平成28年12月
教育委員会委員長 笹野 公伸
※以下は会員専用HPへのログインが必要です。
アンケートを踏まえて(委員長概況報告)(PDF)
アンケート集計結果(PDF)
アンケート調査事項(PDF)
「国際基準に対応した医学教育国際認証制度」への対応を巡り、臨床医学教育実習期間の延長などを含め医学部教育現場は新しい教育方法への変遷が進んできております。この中で、卒前病理学教育ではいくつかの課題が生じております。この件をふまえて、教育委員会では、平成28年7月に、下記のアンケートを実施いたしました。
その集計、結果をまとめましたので以下の通りご報告申しあげます。
平成28年12月
教育委員会委員長 笹野 公伸
※以下は会員専用HPへのログインが必要です。
アンケートを踏まえて(委員長概況報告)(PDF)
アンケート集計結果(PDF)
アンケート調査事項(PDF)
2016年12月 1日
2017年度 ハンガリー病理解剖トレーニングコース参加者募集
2016年12月1日
日本病理学会海外研修委員会
委員長 真鍋俊明
日本病理学会海外研修委員会
委員長 真鍋俊明
近年、日本を含む世界各国で病理解剖数が減少傾向にあり、特に若手病理医が国内で十分な解剖経験を積むことが困難な状況にあります。一方、ハンガリーでは現在も多数の病理解剖が行われています。そこで日本病理学会では、ハンガリー最大の医科大学であるSemmelweis大学と提携し、日本の病理医がハンガリーで短期集中的に病理解剖の経験を積むことができるトレーニングコースを創設しました。
このコースでは、指導教官の下、参加者自らが病理解剖を行い、臓器観察後臨床病理相関をつけ、報告書にまとめるまでの作業を行います。短期間にこれら業務を繰り返すことによって、所見の取り方、病態の理解、報告書作成能力の修得、向上が期待されます。また国際交流としても貴重な経験を得ることができます。
2014年夏から始まったこのコースは2015年夏及び2016年夏の計3回実施され、充実した成果をあげることができました。そこで2017年度は以下の要領でコース参加者を募集します。奮ってご応募ください。
募集要項
1)実施期間
2017年7月31日(月)~8月5日(土)
2)場所
Semmelweis大学第二病理学教室(ハンガリー ブダペスト)
3)コース責任者
Glasz Tibor (Semmelweis大学第二病理学教室 准教授)
4)コース内容
Semmelweis大学第二病理学教室のスタッフの指導の下で実際に病理解剖を行い、解剖報告書(英語)を作成する。解剖数は1日2件、コース全体で10件を予定している(最初の1件は見学となる)。
5)応募資格
日本病理学会会員で、病理解剖を集中して学びたい医師及び歯科医師。
病理専門医あるいは死体解剖資格の有無は問わないが、日本での病理解剖の経験が 10-20体程度あることが望ましい。
6)費用
コース受講費用として一人3100ユーロ+諸経費
その他、現地への渡航費及び滞在費は自己負担(可能であれば所属機関の負担)となる(20-30万円程度の見込み)
7)募集人数
若干名
8)応募期限
2017年1月31日(火) 必着
9)応募方法
申込用紙(別紙)を病理学会ホームページよりダウンロードし、必要事項を記入の上、日本病理学会事務局(jsp-admin@umin.ac.jp)までメールすること。
10)選考
日本病理学会海外研修委員会で選考する。なお、応募者多数の場合は、病理専門医試験受験前の方を優先することがある。
選考結果は2017年4月までに申込者本人へ通知する。
11)参加者の提出書類
選考の結果、コースに参加することが確定した者は、別途連絡する期日までに下記書類を日本病理学会事務局へ提出(郵送)すること。
(a)パスポート(顔写真のあるページ)の写し
(b)大学及び大学院(博士号を取得している場合)の卒業証明書(英文)
(c)医師(歯科医師)免許証(和文)の写し
(d)参加者が医師免許を有することを証明する文書(英文)(書式自由)
(e)参加者の予防接種歴の有無と抗体価の証明書(英文)(書式自由)
(d)及び(e)には所属する部署の責任者(教授や部長等)のサインが必要である。なお、(c)の代わりに厚生労働省の発行する英文の医師または歯科医師の免許証を提出する場合は、(d)は不要である。(e)については参加者の所属する医療機関で診療にあたり必要とされている予防接種の項目(麻疹やHBV等)について記載すること。
12)申込後のキャンセルについて
申込後、コースへの参加が困難になった場合は日本病理学会事務局へ速やかに連絡すること。但し選考を経て受講が正式に決定した後に参加を辞退する場合、他の参加予定者にも影響が出る場合があるので、選考終了後の参加辞退はできる限り避けること。コース開始日から起算し10週間前(2017年5月22日)を過ぎてコースへの参加をキャンセルする場合は、コース受講費用の全額をキャンセル料として負担すること。
13)その他
コース修了者にはSemmelweis大学より受講証が交付される。受講証の写しを病理専門医試験受験申請時に提出することで、病理専門医試験受験に必要な病理解剖経験数のうち5体に充てることができる。
問い合わせ先
日本病理学会事務局
〒113-0034
東京都文京区湯島1-2-5 聖堂前ビル7階
TEL 03-6206-9070
FAX 03-6206-9077
E-mail: jsp-admin@umin.ac.jp