2014年12月アーカイブ

2014年12月13日

2015年度 ハンガリー病理解剖トレーニングコース 参加者募集

2014年12月11日
日本病理学会海外研修委員会 委員長
真鍋俊明

近年、日本を含む世界各国で病理解剖数が減少傾向にあり、特に若手病理医が国内で十分な解剖経験を積むことが困難な状況にあります。一方、ハンガリーでは現在も多数の病理解剖が行われています。そこで日本病理学会では、ハンガリー最大の医科大学であるSemmelweis大学と提携し、日本の病理医がハンガリーで短期集中的に病理解剖の経験を積むことができるトレーニングコースを創設しました。
このコースでは、指導教官の下、参加者自らが病理解剖を行い、臓器観察後臨床病理相関をつけ、報告書にまとめるまでの作業を行います。短期間にこれら業務を繰り返すことによって、所見の取り方、病態の理解、報告書作成能力の修得、向上が期待されます。また国際交流としても貴重な経験を得ることができます。
2014年夏に1回目のコースを実施し、充実した成果をあげることができました。そこで2015年度は以下の要領でコース参加者を募集します。奮ってご応募ください。

募集要項

1)実施期間
2015年8月3日(月)~7日(金) 5日間

2)場所
Semmelweis大学第二病理学教室(ハンガリー ブダペスト)

3)コース責任者
Glasz Tibor (Semmelweis大学第二病理学教室 准教授)

4)コース内容
Semmelweis大学第二病理学教室のスタッフの指導の下で実際に病理解剖を行い、解剖報告書(英語)を作成する。解剖数は1日2件、コース全体で10件を予定している(最初の1件は見学となる)。

5)応募資格
日本病理学会会員で、病理解剖を集中して学びたい医師及び歯科医師。
病理専門医あるいは死体解剖資格の有無は問わないが、日本での病理解剖の経験が 20体程度あることが望ましい。

6)費用
コース受講費用として一人900€ (予定)
その他、現地への渡航費及び滞在費は自己負担(可能であれば所属機関の負担)となる(20-30万円程度の見込み)

7)募集人数
若干名 

8)応募期限
2015年1月31日(土) 必着

9)応募方法【受付終了】
参加申込用紙に必要事項を記入の上、日本病理学会事務局(jsp-admin@umin.ac.jp)までメールすること。
■参加申込用紙ダウンロード

10)選考
日本病理学会海外研修委員会で選考する。なお、応募者多数の場合は、病理専門医試験受験前の方を優先することがある。
選考結果は2015年4月までに申込者本人へ通知する。

11)参加者の提出書類
選考の結果、コースに参加することが確定した者は、別途連絡する期日までに下記書類を日本病理学会事務局へ提出(郵送)すること。
(a)パスポート(顔写真のあるページ)の写し
(b)大学及び大学院(博士号を取得している場合)の卒業証明書(英文)
(c)医師(歯科医師)免許証(和文)の写し
(d)参加者が医師免許を有することを証明する文書(英文)(書式自由)
(e)参加者の予防接種歴の有無と抗体価の証明書(英文)(書式自由)

(d)及び(e)には所属する部署の責任者(教授や部長等)のサインが必要である。なお、(c)の代わりに厚生労働省の発行する英文の医師または歯科医師の免許証を提出する場合は、(d)は不要である。(e)については参加者の所属する医療機関で診療にあたり必要とされている予防接種の項目(麻疹やHBV等)について記載すること。

12)その他
コース修了者には修了証が交付される。コース修了証をもって、病理専門医試験受験に必要な病理解剖経験数のうち5体に充てることができる。

問い合わせ先
日本病理学会事務局
〒113-0034
東京都文京区湯島1-2-5 聖堂前ビル7階
TEL 03-6206-9070
FAX 03-6206-9077
E-mail: jsp-admin@umin.ac.jp

2014年12月 5日

新学術評議員の推薦について

下記の本学会学術評議員資格に照らし合わせて、学術評議員として適当と思われる会員がありましたら、別紙の書式を用いてその候補者の所属機関、職名、略歴並びに業績目録をそえ、推薦者2名連署(ともに学術評議員であること)のうえ、平成27年1月31日(消印有効)までに学会事務局宛書留等にてお送り下さい(申請書/推薦書はホームページよりダウンロードして下さい)。
各位よりご推薦のありました候補者に付きましては、資格審査委員会による審査を経て、理事会にて学術評議員として適当であるかを審議し、認められた候補者を春期総会時に開催されます学会総会にて承認を受けることになります。

学術評議員資格
病理研究歴満7年以上、会員歴5年以上の会員で以下の条件の一つを満たすもの
A.病理学(学際分野を含む)に関する原著論文3編以上で、少なくとも1編の筆頭著
  者である者
B.病理専門医あるいは口腔病理専門医資格取得者で論文発表の筆頭著者1編以上で
ある者
C.入会歴5年以上を満たさないが、傑出した業績を上げていると資格審査委員会で
   認めた者

注:1)論文は和文・英文を問わない。但し、査読のある雑誌への掲載論文であること。
  2)病理専門医あるいは口腔病理専門医の論文は症例報告を含む。
  3)著書については、5編以内、別刷(コピー可)を提出すること。
  
提出書類
1.学術評議員申請書/推薦書式
  ※学術評議員である推薦者2名の直筆署名があること。
  ※功労会員・名誉会員・一般会員は推薦者になれません。
2.代表的な自著論文の別刷りのコピー 5編以内。
  ※上記ABCの資格のうち、候補者が必要とされる業績をみたしていることが証明できる分を提出すること。
  ※内1編は筆頭著者の論文であること。

受付期限
平成27年 1月31日 土曜日 (消印有効)※受付終了いたしました
      
提出先とお問合せ先
 〒113-0034 東京都文京区湯島1-2-5 聖堂前ビル7階
 一般社団法人日本病理学会 学術評議員推薦受付係
E-mail jsp-admin@umin.ac.jp  TEL 03-6206-9070

書類受け取りに際して
 ・簡易書留もしくはそれに準ずる形でお送り下さい。
 ・書類の受領確認連絡をメールにて順次差し上げますので、申請書にはメールアドレスを必ずご記入下さい(誤送信を防ぐ為、はっきりと読みやすい字でお願いいたします)。尚、発送後10日を過ぎても受領連絡の無い場合は、お手数ですが事務局までご連絡下さい。
メールアドレス未記入の場合、受領確認のご連絡は致しかねますので予めご了承ください。


参考:学術評議員関連規定より抜粋

<定款>
(学術評議員)
第7条 正会員のうち、申請時点において病理研究歴満7年以上及び本会に入会後満5年以上の者は、学術 評議員2名以上の推薦を得て、理事長に申請し、理事会及び総会の承認を得て学術評議員となることができる。
2 学術評議員は、本学会の教育、研究、病理診断に関わる事項について評議する。
3 学術評議員は、正会員としての資格を有するほか、以下の資格を持つ。
(1) 学術評議員候補者を推薦することができる
(2) 常置委員会委員になる資格を持つ
(3) 名誉会員・功労会員になる資格を持つ
(4) その他の資格については別に定める

<学術評議員内規>
2.評議員は、本学会の教育、研究、病理診断に関わる事項について評議するとともに、定款ならびにここに定める資格をもって、病理学の発展に貢献する責務を有する。
3. 評議員は、研究歴満7年以上および本会に入会後満5年以上で以下の資格条件の1つをみたす正会員の中から、評議員2名以上の推薦を得て、理事長に申請し、資格審査を経て理事会及び総会の承認を得た者とする。
1)病理学(学際分野を含む)に関する原著論文3編以上で少なくとも1編の筆頭著者である者
2)病理専門医あるいは口腔病理専門医資格取得者で論文発表の筆頭著者1編以上である者
3)入会歴5年以上を満たさないが、傑出した業績を上げていると資格審査委員会で認めた者
4. 評議員は、常置委員会委員の被選出者資格をもつ。
5. 評議員は役員候補者の選出資格をもつ。
6. 評議員の任期は、満65歳に達した年度の3月31日までとする。

別表(学術評議員の資格まとめ)
資格・権利規定
学術評議員候補者の推薦定款
常置委員会委員になる資格定款・内規
名誉会員・功労会員になる資格定款
役員候補者の選出資格内規
宿題報告担当者となる資格その他
学術研究賞演説(A演説)の担当者/推薦者となる資格その他
B演説の担当者/推薦者となる資格その他
学術奨励賞の推薦資格その他
新入会員の推薦その他
剖検輯報のデータ検索依頼(有料)その他

その他:
1.学術評議員は、「本学会の教育、研究、病理診断に関わる事項について評議するとともに、定款ならびにここに定める資格をもって、病理学の発展に貢献する責務を有する。」
 ものとなっています。こちらの主旨を充分ご理解の上、ご申請、ご推薦をお願いいたします。

2.学術評議員のキーワード登録について
  上記1.にともない、学術評議員には、専門分野・キーワードを学会に登録いただくことになっています。これらのデータは会員専用ページに掲載され、学術集会での座長選出や"Pathology International"の査読依頼など、学術交流のさらなる活発化のために役立てられています。

3.学術評議員年会費について
 平成26年度より、一般会員と同額(13,000円)に値下げとなりました。
尚、学会では、年会費の口座自動振り替えのご利用を推進しています。まだご利用でない方は是非ご検討下さい。

4.お願い
  本学会では「UMIN」(大学病院医療情報ネットワーク)のシステムにて、英文誌の閲覧や、MLの配信、病理情報ネットワークの利用などを行っています。学術評議員の推薦を受けられる際は今一度ご自身のIDとパスワードをご確認下さい。

平成26年度学術奨励賞受賞候補者の推薦について

日本病理学会学術委員会は、平成26年度学術奨励賞受賞候補者の推薦を以下のとおり募集いたします。
平成26年12月
一般社団法人 日本病理学会
理事長 深山正久
学術委員長 安井弥


学術奨励賞は、病理学の基礎的研究あるいは診断業務の中で特に優れた学術的貢献を行った本学会若手会員に対して与えられる賞です。
受賞対象者は、年度末(平成27年3月31日)において3年以上の会員歴を持つ40歳以下の会員です。
学術評議員各位には、下記の要領で候補者の推薦をお願いいたします。

推薦要領

1. 本年度は、数名への授与を予定しています。
2. 募集締切期日は、平成27年1月31日(当日消印有効)とします。
※受付終了いたしました
3. 候補者の推薦にあたっては、日本病理学会ホームページよりダウンロードした所定の書式をご利用の上、書留郵便にて日本病理学会事務局までご送付ください。ダウンロードできない場合には本学会事務局までご請求ください。
Word形式  PDF形式
4. 学術奨励賞受賞者(受賞者)には、賞状と記念品が贈呈されます。
5. 賞の授与は、次年度の総会において理事長が行います。
6.受賞者には、第104回名古屋総会で開催の英語セッション「学術奨励賞受賞講演・英国病理学会若手発表」(平成27年5月1日8:30を予定、於名古屋国際会議場)において英語で口演していただきます。
7.上記6の優秀者は平成28年度英国病理学会ポスター発表派遣候補者(本学会より渡航費補助金15万円支給)となります。


なお、本件について、ご質問などがありましたら、本学会事務局までお問い合わせください。

第61回(平成27年度)日本病理学会秋期特別総会 学術研究賞演説(A演説)、B演説について(公募のお知らせ)


会 員 各 位
平成26年12月
理 事 長  深山正久
学術委員長 安井 弥

平成27年秋開催予定の第61回日本病理学会秋期特別総会における学術研究賞演説(A演説)とB 演説の募集をいたします。
これら演説の応募内容は、以下の要件を満たすことといたします。

学術研究賞演説(A演説)
(1) 優れており、かつ蓄積された研究であること。
(2) 原則として日本国内で行われた研究であること。
(3) 内容に関する責任の明確な研究者による発表で、内容は共同研究によるものであっても発表者自身はそれを代表するものであること、従って単独名が望ましい。
B 演説
(1) 症例報告または症例の蓄積による解析。


学術研究賞演説(A演説)、B演説担当者として講演することを希望する会員は、下記の要領でご応募ください。


学術研究賞演説(A演説)
(1) 応募資格: 日本病理学会員でありかつ学術評議員による推薦を受けた者。ただし、応募者自身が学術評議員である場合、自薦で可とする。

(2) 提出書類: Word形式  PDF形式
・日本病理学会ホームページよりダウンロードした所定の書式に、応募者名、演題名、選考用抄録(800字以内)などを記載し、推薦学術評議員の自署・捺印を受けてください。ダウンロードできない場合は、日本病理学会事務局までご請求ください。
・講演内容に直接関係のある自著論文20編以内の一覧。
・代表的な自著論文5編以内の別刷各3部(コピー可)。

(3) 提出先: 〒113-0034東京都文京区湯島1-2-5 聖堂前ビル7階
一般社団法人日本病理学会事務局
「学術研究賞演説(A演説)応募抄録」と表記し,書留郵便により郵送してください。

(4) 募集締切: 平成27年1月31日(消印有効)※受付終了いたしました



B演説
(1) 応募資格: 学術研究賞演説(A演説)に同じ。

(2) 提出書類: Word形式  PDF形式
・日本病理学会ホームページよりダウンロードした所定の書式に、応募者名、演題名、選考用抄録(800字以内)などを記載し、推薦学術評議員の自署・捺印を受けてください。ダウンロードできない場合は、日本病理学会事務局までご請求ください。
・講演内容に関係のある自著論文があればその一覧(5編以内)。

(3) 提出先: 学術研究賞演説(A演説)に同じ。「B演説応募抄録」と表記し、書留郵便により郵送してください。

(4) 募集締切:学術研究賞演説(A演説)に同じ。※受付終了いたしました

以上

第61回日本病理学会秋期特別総会における学術研究賞演説(A演説)、B演説担当者は、平成27年3月の学術委員会において厳正・公明に選考し、同日の理事会での審議によって決定いたします。
本件についてご質問がありましたら,日本病理学会事務局または学術委員長までお問い合わせください。

日本病理学会事務局: TEL 03-6206-9070 FAX 03-6206-9077
学術委員長(安井 弥): TEL 082-257-5145 FAX 082-257-5149

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