2014年6月アーカイブ

2014年6月27日

ハンガリーSemmelweis大学と「病理解剖実践ワークショップ(Post Mortem in Practice Workshop)」に関する協力契約書に調印

2014年6月4日、日本病理学会事務局にて,ハンガリーの首都ブダペストにあるSemmelweis大学との間で,「病理解剖実践ワークショップ(Post Mortem in Practice Workshop)」に関する協力契約書への調印式が行われた。
このコースは、病理専門医の養成において病理解剖の経験が必要不可欠なものであるにも関わらず,日本では剖検率が低下している現状を踏まえ,病理研修を行う医師に,ハンガリーの病理学教員による指導および管理の下で系統的に病理解剖の経験を積む機会を提供することを目的として設けられたものである。ハンガリーでは伝統的に剖検率が比較的高く,高い医療水準を保つために医療機関および医科大学において日常的に部検が実施されている。Semmelweis大学はハンガリーを代表する最大規模の医学教育機関で,日常的に3つの言語(ハンガリー語、英語、ドイツ語)による教育が行われ,国際的にも医学教育に貢献している。深山理事長,真鍋功労会員(交渉責任者,元理事)とSemmelweis大学病理学教室Glasz, Tibor准教授との交渉に基づき,病理学会側では専門医制度運営委員会,理事会での了承を得,Semmelweis大学側では教授会での承認を経て,今回の調印に至った。この間の日本病理学会とSemmelweis大学との交渉については同大学卒業生で,日本病理学会会員であるMernyei, Maria氏の尽力があった。
調印式にはSemmelweis大学から副学長のMolnar, Maria Judit教授(学長代理)と外科のSandor, Jozsef教授の二名,日本病理学会からは深山理事長と真鍋功労会員の二名が出席し,契約書に署名した。今夏には二名の若手病理医(専門医)をハンガリーに派遣し,試験的に約1週間のプログラムを体験し,その実際について報告を受ける予定である。剖検率低下による若手病理医の病理解剖経験不足を解決する方法として,この「病理解剖実践ワークショップ」の成功が期待される。

なお,この協定についてはSemmelweis大学ホームページにも掲載されている。

Semmelweis1.jpg深山理事長とMolnar, Maria Judit教授Semmelweis2.jpg真鍋功労会員とSandor, Jozsef教授

Semmelweis3.jpg

2014年6月 4日

日本病理学会コンサルテーションシステム 謝辞

平成25年度日本病理学会コンサルテーションシステムにおきまして、ご尽力を賜りましたコンサルタントの先生方に心より感謝を申し上げます。

相島慎一 秋山太 新井栄一 新井冨生 伊古田勇人* 石川雄一 石田剛 泉美貴 伊藤雅文
今北正美 今村好章 入江準二 岩田純 岩渕三哉 植田初江 大内知之 大倉康男 大島孝一
大林千穂 岡輝明 小川郁子 小田義直 尾島英知* 小幡博人 覚道健一 鹿毛政義 加藤良平
亀田典章 亀山香織 菅野祐幸 岸本宏志 清川貴子 九嶋亮治 黒住昌史 黒田直人 小島勝
後藤浩* 小西英一 小森隆司 桜井孝規 佐々木惇 佐々木恵子 笹島ゆう子 笹野公伸 定平吉都
塩見達志 澁谷誠 清水道生 白石泰三 城謙輔 新宅雅幸 菅井有 鈴木正章 砂川恵伸
関邦彦 仙波伊知郎 園部宏 高田隆 竹内真 竹下盛重 立山尚 田中正則* 田中祐吉
田丸淳一 蔦幸治 津田均 土屋眞一 都築豊徳 堤寛 手島伸一 寺崎泰弘* 長尾俊孝
長坂徹郎 中島収* 中嶋安彬 中島孝 長嶋洋治 名方保夫 中谷行雄 中沼安二 中峯寛和
中村栄男 中村眞一 中村直哉 中山雅弘 二階堂孝 仁木利郎 野口雅之 野島孝之 長谷川匡
林暢紹* 久岡正典 比島恒和 平戸純子 蛭田啓之 廣川満良 廣島健三 廣瀬隆則 福永真治
藤林真理子 本間慶一 増田しのぶ 松野吉宏 松原四郎 松本俊治 三上芳喜 三上修治 三橋智子
湊宏 元井亨 森谷鈴子 森永正二郎 森谷卓也 八尾隆史 安田政実 谷田部恭 柳井広之
柳澤昭夫 山口岳彦 山鳥一郎 横尾英明 横山繁生 吉川洋 吉田朗彦 吉野正 若狹研一
若狹朋子* 渡辺みか


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