2003年4月アーカイブ
2003年4月30日
平成15年度技術講習会 分子病理学の基礎技術-3
「病理検体を用いた核酸・タンパク質解析の基礎技術」
受講者募集
日本病理学会研究推進委員会は昨年に引き続き分子病理学についての基礎技術講習会を企画いたしました。本技術講習会は日本病理学会の研 究推進活動の一環として行うもので、本年は第三回となります。第一回(東京大学医科学研究所にて開催)、第二回(九州大学医学部にて開催)ともに参加者か らご好評をいただきました。本年は下記の要領で参加者を募集いたしますので、会員諸氏にはふるってご応募されますようご案内申し上げます。
記
1.日時:2003年8月27日(水)、28日(木)、29日(金)
2.場所:慶應義塾大学医学部構内(東京都新宿区信濃町35番地)
主として病理検体を材料とした分子生物学的解析法の基礎から実際までを理解・習得するため、講義(14コマ)と実習・見学(3コース)からなるプログラムを用意いたしました。 |
4.モデレーター:池田栄二、岡田保典
5.講義、実習担当者:約12名(日本病理学会会員・非会員)
6.募集人員:約20名
7.参加費:日本病理学会会員;4万円、非会員;5万円
(1) | 受講希望者は、受講を希望する旨とともに、氏名、所属、会員・非会員の区別、連絡先(住所、電話番号、E-mail address、FAX番号等)を記載の上、以下の応募先までお申し込み下さい。 |
応募先: 社団法人日本病理学会事務局 TEL: 03-5684-6886、FAX: 03-5684-6936、E-mail: jsp@ma.kcom.ne.jp |
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内容の問い合わせ先: 池田栄二(慶應義塾大学医学部病理学教室) |
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(2) | 学会員は先着順に参加決定いたします。非会員は7月1日時点での空き分について参加を受け入れます。 |
9.宿舎は参加者各自で手配をお願いいたします。
プログラム
1.講義
[8月27日(水)]
9:30~10:15 『核酸・タンパク質解析の基礎』(池田)
10:20~11:05 『病理検体からの核酸抽出法の原理と実際』(山田)
11:05~11:20 『コーヒーブレイク』
11:25~12:10 『核酸の解析法;サザン解析・ノザン解析・PCR・
塩基配列決定の原理と実際』(大喜多)
12:15~13:00 『マイクロダイセクションの基礎と応用』(笹野)
13:05~13:55 『昼食』
[8月28日(木)]
9:30~10:15 『パラフィン包埋検体を用いた核酸解析
;キメラ遺伝子の検出、病原体の検出』(黒田)
10:20~11:05 『Microsatellite instability検出法の原理と実際』(横崎)
11:05~11:20 『コーヒーブレイク』
11:25~12:10 『In situ hybrization;病原体の検出、他』(佐藤)
12:15~13:00 『遺伝子導入の原理と実際』(松尾)
13:05~13:55 『昼食』
[8月29日(金)]
9:30~10:15 『遺伝子改変動物の作成と応用』(梅澤)
10:20~11:05 『cDNAマイクロアレイ』(山崎)
11:05~11:20 『コーヒーブレイク』
11:25~12:10 『タンパク質解析の原理、基礎、応用ー1』(松田)
12:15~13:00 『タンパク質解析の原理、基礎、応用ー2』(松田)
13:05~13:55 『昼食』
14:00~14:45 『FISH法・CGHの原理と実際-1』(津田)
14:50~15:35 『FISH法・CGHの原理と実際-2』(津田)
2.実習(3グループに分けて下記の1テーマを2日間にわたって実習・見学する)
[8月28日(木)] 14:00~17:00
[8月29日(金)] 14:00~17:00
テーマ(1)『核酸の抽出、PCR、塩基配列決定』(柴田・森)
テーマ(2)『In situ hybridization』(潮見・下田)
テーマ(3)『遺伝子導入』(杜)
講義担当者(講演順) 〔*非学会員〕
池田 栄二(慶應義塾大学) | 山田 健人(慶應義塾大学) | 大喜多 肇(慶應義塾大学) |
笹野 公伸(東北大学) | 黒田 雅彦(東京医科大学) | 横崎 宏(神戸大学) |
佐藤 雄一(北里大学) | 松尾 光一*(慶應義塾大学) | 梅澤 明弘(国立成育医療センター) |
山崎 剣*(国立がんセンター) | 松田 達志*(慶應義塾大学) | 津田 均(防衛医科大学校) |
実習担当者
柴田 理恵(慶應義塾大学) | 森 泰昌(慶應義塾大学) | 潮見 隆之(慶應義塾大学) |
下田 将之(慶應義塾大学) | 杜 ぶん林(慶應義塾大学) |
主催者
日本病理学会研究推進委員会