第3部の根拠となる実証解析データ

[実証データ ⑪] 未染標本の保存状態の免疫組織化学への影響

  • 大腸・肺手術検体をホルマリンで3日間固定し、パラフィン包埋したブロックを 5µm厚で薄切した未染標本について、2ヶ月間以下の保管条件に置き、抗Ki-67 抗体 (MIB-1)を用いた免疫組織化学に供した。
    • パラフィンコートせず室温保管
    • パラフィンコートして室温保管
    • パラフィンコートせず4℃保管
    • パラフィンコートして4℃保管
    • パラフィンコートせず高温多湿環境に保管
    • パラフィンコートして高温多湿環境に保管

    未染標本の保管条件のimmunoreactivityに対する影響 抗Ki-67 抗体(MIB-1)を用いた免疫組織化学(肺)

    抗Ki-67 抗体(MIB-1)を用いた免疫組織化学(大腸)
  • 薄切直後に比して若干の染色性を認めるものの、いずれの検体もMIB-1標識率の評価を困難にする程度ではなく、またパラフィンコートにより染色性に顕著な差異は見られない。