第2部 凍結組織検体の適切な採取・保管・移送方法

[採取検体の処理・凍結保存]

設問21

正しい選択肢を全て選べ

a. 採取組織は、1片2ー3mm角程度まで細切する。

b. 採取組織片の細切は、同一チューブ内の使用細片以外の凍結・融解の反復を防ぎ、核酸分解酵素等の活性を防いで速やかに質の高い解析を行うことが目的である。

c. 採取組織片の細切は質の高い解析を行う上では重要な作業であるが、組織採取までに時間を要した場合には、細切作業時間に伴い急速凍結までの時間が更に遅延してしまうので、細切作業は必須ではない。

d. 万一の温度変化に備えるため、スクリューキャップつきのチューブを用いる。